ツンツンのツン?
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さゆ「・・・あのさ。
言ったよね?
学校では静かにしてたいって。」
拓 「静かだろw」
さゆ「声の大きさの問題じゃないんだよね、」
とりあえずのわたしの希望。
通ったものと、思ってた、
のに。
なぜかこの人、
昼休みにわざわざ教室までやって来たんだよ。
ついでに、
わたしもしゃべったことのない、
前の席に勝手に座ってる。
知らないよ?怒られても。
いつもイヤホンしてて、
声聞いたこともないんだからね?
全校集会だって、
出てるとこ、
見たこともない。
派手髪だし、多分、ヤンキーだよ、
鶴房くんみたいな、例外ヤンキーもいるけど。
って、余計なこと考えてはみたけど。
クラスの子たちも、遠巻きに見てるし、
なんなら、この人が引き連れて来たんであろう、
上級生とか、他のクラスの子とか、
廊下に大観客。
昨日先輩の家の前にいた人も、いる気がするけど?
拓 「おまえさ、
知ってんだろ?十分、
おれ、距離感わかんねーんだわ、」
さゆ「・・・小学校からやり直したら?
てか、その席ほんと座らない方がいいよ、
わたしもしゃべったことないんだから。
多分恐い人だよ、」
拓 「ふーん、」
さゆ「ふーんて、
あっ、ほら帰ってきた!
ほんとやだ!ねぇ立って!」
拓 「・・・え?」
さゆ「ねぇ!ねぇねぇ!」
制服、引っ張って。
早く早くって、促すのに。
全然動かないの、この人。
拓 「祥生じゃんw
おまえこのクラスだったの?」
さゆ「へ、?」
“しょうせい”と呼ばれたその人、
わたしの前の席の人。
いつもイヤホンしてて、派手髪で。
祥 「拓実くん、なにやってんの、」
拓 「もしかして、おまえここ?
そーいや、おおひら、だもんなw」
祥 「いや、そーだけどw
てか、なにやってんの、」
拓 「これ、おれのカノジョ、」
祥 「ええ⁈マジで言ってる⁈」
さゆ「ちがうから!」
拓 「照れ屋なの♡」
祥 「ウケるw」
さゆ「照れ屋なの、じゃないから!
あとウケるな!」
祥 「この人なんかオモロいね?」
拓 「おまえ、手出すなよ、」
さゆ「突拍子なさすぎだから!
てかほんとなに?だれ?なんで?」
祥 「赤ちゃんじゃんw」
拓 「従兄弟だよ、」
さゆ「ええ⁈」
もう、
あまりにも色々ありすぎて。
なにが、
なんだか、。