キャラじゃない
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拓 「・・・やり直す?」
ふざけてる?
それとも、
からかってる?
さゆ「へ?」
好きって、
わたしを?
女として?
拓 「初めて。」
真っ直ぐ、
わたしを見つめて、
ゆっくり近づく先輩が。
さゆ「・・・ばっ!
ばかだ!!」
いつもの先輩とは、
違う気がして。
まめちゃん、ぎゅって抱き締めて、
先輩の足取りと同じ歩幅で、後ずさる。
わたしの気持ち、察したのか、
それとも、
いつも通り、ただ、先輩を嫌いなのか、
どちらかはわからないけど、
いつにも増して、
ウーウーの声が、低いまめちゃんを。
また、
片手で取り上げた先輩。
拓 「邪魔、」
さゆ「ちょ、
だから、嫌われるんだよ、
優しくしてあげて、」
拓 「そっくりそのまま、
おまえに返すよ。
おまえもおれに、優しくしろよ、」
さゆ「せんぱ、
待って、むりむり、なに、」
まめちゃんのおかげで、
多少、
増えてた距離が減って。
また1センチ、
もう1センチ、
先輩が、近づいて。
気がついたら、
背中が壁にぴったりくっついてて。
先輩のつま先と、わたしのつま先も、
くっついたら、
顔、あっつい、、
なのに、
この人の目に、吸い込まれそうになった瞬間。
拓 「痛ぇ!!」
さゆ「へ⁈
あ!まめちゃん!!」
拓 「マメぇぇぇ!」
さゆ「ぶはw
期待を裏切らない男w」
ほんと、
どきどき、してたのに。
もう、
一歩も下がれないってところで。
まめちゃんが先輩の足に噛み付いたw
こうなったら、
1番の優男はまめちゃんってことw
拓 「ふざっけんなまじで、」
さゆ「先輩が悪いんだよねぇ?まめちゃん、
扱いが雑なんだよねw」
愛しのまめちゃん、
また抱き上げて。
拓 「おまえさ、」
先輩の声に、上を見上げたら。
さゆ「ん?
ん、」
すっかり忘れてた。
この人、距離感バカ男なんだった!!