桜の季節
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拓 「・・・おい、」
さゆ 「・・・・・・・・」
拓 「おい!ストーカー!」
さゆ 「わっ、わたし⁈」
拓 「お前以外に誰がいんだよ、」
さゆ 「す、すみません、、」
拓 「お前、
犬、詳しいのかよ、」
さゆ 「別に、詳しくはないですけど、、
ただ好きなだけで、」
拓 「・・・犬って何日かメシ食わなくてもいいの?」
さゆ 「・・・いや毎日食べないとでしょ、」
拓 「・・・死にはしないだろ?」
さゆ 「・・・死にますよ、」
拓 「・・・・・・・・・・」
なに、
いきなり。
イケメンって変な人多いよね、
これはお兄ちゃんだけに留まらず。
とりあえず、黙ったから。
わたしも、なかったみたいに静かに電車を待つ。
電車、きた!
早く、ここから脱出したい、なんて。
この、身動き取れないほどの人の多さでは、
なかなか壮大な希望を思い浮かべて。
車両を変えることも叶わず、
ただただ静かに外の景色を眺めながら、
やっと駅に到着!
脱出!
アイツからも、お兄ちゃんからも!!
そう、思っていたのに。
拓 「・・・おい!!」
さゆ 「へ⁈」
顔に似合わず、逞しい手がわたしの腕を掴んで。
相変わらず、ムスッとしたまま、
視線をわたしに落とすクソイケメン。
拓 「・・・ちょっと来い、」
さゆ 「は⁈」
なに⁈
カツアゲ⁈
掴まれたままの腕、
引っ張られて。
あっという間に、
かわいい、一軒家の前。
さゆ 「・・・あっ、あの!!」
拓 「なんだよ、」
さゆ 「いやそれむしろ
わたしのセリフなんですけど、」
拓 「・・・入れ、」
さゆ 「は⁈」
拓 「いいから!」
さゆ 「なんで!!」
この人、
顔に似合わず、
力、強くない⁈
引き摺られて、
かわいい一軒家の、内見に?
そんなわけ、ないじゃんね⁈