大阪組編


問:『なつかしい』を使って文を作りなさい

土「”懐かしい思い出”とかが一般的やな。南から続
  けて言うてみ」

「”それええな、つか椎茸も食べや”」
「”夏か...椎茸はまだ先やな”」
「”今日のおやつドーナツか椎茸どっちにするん?”」

土「意味不明すぎやろ」
岸「なんや全員椎茸か」
南「上田のは甘いんと辛いんで二択なんか」
奈「せやで」
土「選択肢に違和感持ち?おやつに椎茸て聞いたこ
  とないわ」
南「断言は出来んやろ」
土「ほな聞くけどドーナツor椎茸どっち選ぶ?」
「「「ドーナツ」」」
土「せやろな」
奈「淳君は?」
土「ドーナツ」
岸「お前もやないか」
南「満場一致か」
奈「うちら仲良しやなぁ」
土「和やかムードのとこ悪いんやけど答えとしては
  誰一人成立しとらんし次もだいぶ酷いで」

問:『ただしい』を使って文を作りなさい

土「さっきの順で言うてみて」

「”ただ、椎茸が好きなだけやったんです...!”」
「”ただ、椎茸が食べたかっただけなんや...!”」
「”ただ、椎茸がないんが悲しかったんや...!”」

土「キミら椎茸と大恋愛でもしとんの?」
南「椎茸と恋とか初めて聞いたわ」
岸「椎茸は椎茸やろ」
奈「椎茸以外の何者でもあらへんよ」
土「息ぴったしやなぁ...打ち合わせした?」
岸「んなもんするか」
南「偶然や偶然」
土「偶然でこんな似通った思考回路になるんやな...」
岸「内容一緒やったら答えくらい被るやろ」
南「決まった言葉使わなあかん問題なら特にな」
奈「それにうちら同じ授業受けとるしなぁ」
土「影響力強すぎやろ洗脳レベルやん。”正しい答え”
  て自分らと正反対の意味で例文作れんで。次は
  この系統ラストや」

問:『あほらしい』を使って文を作りなさい

土「せーので言ってな。はい、せーの」

「「「”あ、ほら椎茸あんで”」」」

土「遂に椎茸縛りで丸かぶりや」
奈「途中から椎茸で頭いっぱいやったし」
土「始めたん自分やけどな」
岸「回数制限書いてへんかったし」
土「意味違う言葉やのに統一される思わんやろ」
南「似た系統やったら考える手間省けるし」
土「トリッキーすぎて逆に頭使わん?普通思いつか
  へんで」
南「普通やない」
岸「つまり」
奈「うちら天才?」
土「自分ら相手しとるボクが一番あほらしいわ」
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