山王編
問:『物事の道理や善悪などを、注意深く判断する
こと』を意味する四字熟語
□□分別
河「”思慮分別”だな」
松「これは比較的易しい問題だな。まあ漢字が危う
いとこはありそうだが」
深「そもそもそんな単純な話で済むとも思えないピ
ョン」
沢「そ、そんなことない......っすよ...?」
松「あ、これはそんなことあるな」
河「技ならいつでもかけれんぞ。ほれ、見せろ」
「”ゴミ分別”」
深「それ見たことかピョン」
松「沢北、四字熟語って意味知ってるか?」
河「技かけるどころか呆れて物も言えねぇな」
沢「はい、発言の許可ください」
深「却下ピョン」
沢「ちょ、それはないでしょ!これオレの勉強見る
会ですよね?!間違った理由聞かなきゃ意味な
くないですか?!」
松「真面目を装って脅しにきてるな」
河「度胸は認めてやる。さあラクにしろ」
沢「すんませんでした弁明の余地ください!」
松「...聞いてやらないか?沢北の言うこと自体は間違
ってないし」
深「仕方ないピョン......沢北、この馬鹿げた解答の理
由を言ってみろピョン」
沢「すげー棘を感じる......じゃない、えっとですね...
ほら、ゴミってちゃんと分別しなきゃじゃない
ですか」
松「それで?」
沢「以上です」
河「は?」
沢「いや、これ見た時真っ先にゴミ分別って言葉が
思い浮かんだんですよ」
松「沢北。もう一度聞くがお前、四字熟語って知っ
てるか?」
沢「知ってるけど書かないよりマシかと思って」
深「これなら書かない方がマシピョン。やはり弁明
の余地は与えない方が良かったピョン」
河「だな」
沢「ゴミ分別から物事の道理や善悪判断出来るかも
しれないでしょ!」
河「ねぇよ」
沢「で、でも...ゴミ分別ちゃんと出来ない人間が物事
の道理や善悪の判断出来るとは思えなくないで
すか?」
松「それはたしかに、あるか...?」
河「流されんな、松本」
深「屁理屈で松本誑かすなピョン。正直に漢字が分
からなかったと言えピョン」
沢「...仰る通りです、すみません」