松「よし、先にすすむか」
深「そうするピョン。どうせどれも叱咤必須なのは
　　変わらないピョン」
沢「オレへの期待値が低すぎる」
河「安心しろ、正確には学力だ」
沢「一緒じゃん...」
深「で、問題はなんだピョン」
松「次は......これだな」

問：『なんの策もたてられず、手をこまねいて見て
　　いること』を意味する四字熟語
　　無□無□

深「”無為無策”ピョン」
松「これも意味からなんとなく答えは出そうなもん
　　だが...」
河「とにかく見てみんべ」

「”無理無理”」

松「...間違ってはない」
沢「じゃあ...！」
河「まかり間違っても正解じゃねぇがな」
沢「うぃっす」
深「松本、何度も言わせるなピョン。こういう時は
　　はっきり言うピョン」
松「あ、ああ......けど一応、沢北なりに考えたとこは
　　評価してやらないとだろ？」
深「甘やかすのは良くないピョン」
河「...さて、沢北。この解答にした理由言ってみろ」
沢「理由っつっても...まんまなんすけど。状況的に無
　　理じゃないですか？」
深「少しは頭捻れピョン」
沢「...無駄無駄？」
河「よし、物理的に捻ってやる。こっち来い」
沢「嫌っすよ！捻るってか捻じ切るでしょ！」
深「いっそ取り替えてみたら良いピョン」
沢「嫌ですって、どこぞの喋って動くパンじゃない
　　んだから！」
松「落ち着けよ、三人とも」
沢「松本さん！この中で唯一話が通じる松本さん！
　　助けて！」
河「松本盾にすんな」
松「まあまあ...」
深「松本、優しさなんて捨ててしまえピョン」
沢「そっち二人には最低限の優しさ持ってもらいた
　　いんですけど」
河「ここでそんなもんが役に立つのか？」
深「取捨選択は人生の基本だピョン」
沢「二人だけ違う世界線に生きてません？ディスト
　　ピアかなんかなんすか？」
松「沢北お前、ディストピアとか知ってたんだな」
沢「やっぱ松本さんが一番酷いっすね」