大阪組編


問:『tell』を過去形にしなさい

土「”told”。意味くらいは理解しとると...はい岸本」

「”pokebell”」

土「ポケベルのこと言うてる?」
岸「他にないやろ」
土「おおよその検討はつくわ。どうせ電話のtellや思
  て普及するまでのポケベル、ってことやろ」
岸「せや」
奈「淳君すごいなぁ...岸本マニア?」
土「奈緒ちゃん、それはちょっと...」
岸「こっちかて願い下げやわ」
南「岸本のでも合うとんのちゃうか、意味的に」
土「合うてへん。これ名詞や、問題は動詞やねん」
岸「意味通じてんのやからええやろ」
土「あかん。それよか岸本、キミようpoketのスペ
  ル知っとったな?途中までにしても」
岸「ポケ●ンで見慣れとったからな」
南「オレも」
奈「うちも」
土「...微妙やと思うけどいつか活かせる時来たらええ
  な。えー...次は奈緒ちゃん」

「”letter”」

土「スペルが合うてるのは...頑張っとると思う」
奈「ホンマ?」
土「ホンマ。けど奈緒ちゃんも岸本と同じ勘違いし
  とるなぁ」
奈「大昔は手紙しか使えんかったから...」
岸「その時代生きた人間みたいな言い方やな」
土「自分も解答的には人のこと言えんで」
奈「でも淳君、電話のとこはtellて書いてあるよ?」
土「あー...それなんやけどtellやのうてtelephoneの
  略のtel。せやから”l”は一個だけやで?」
奈「そうなん?」
岸「ほー...」
南「よう見とるな」
土「見とる言うより意味から考えた結果が一致しと
  ったんやけど」
南「自慢か?」
土「ちゃうわ...あ、せや南。自分の解答酷いなこれ」

「”電報”」

南「前二人とほぼ同じやろ」
土「この答えに至った経緯は同じやろうけど一番酷
  いわ。がっつり日本語で答えとるやん」
南「英語での書き方が分からんかった」
土「そこは素直なんやな...」
奈「淳君、努力は認めたってや」
土「うーん...努力言うてもローマ字ですらないし最初
  から考える気ないように思えるんやけど」
岸「お前これが上田やったら肯定したやろ」
土「ノーコメント」
南「別にこいつに認められてもなんか変わるわけち
  ゃうしええわ」
岸「それもそやな。そもそも凡人には理解出来ん頭
  の造りやから意味ないしな」
土「とことんボクのことディスるやん」
奈「南、岸本!そういう言い方あかんよ?うちらは
  教えてもらっとる立場なんやから」
土「奈緒ちゃん...!」
奈「ほら、淳君に言うことは?」
南「あー...土屋には到達出来ん領域やから気にするだ
  け無駄やで」
土「なぁこれ励ましとんのかトドメ差しにきとんの
  かどっちなん?」
岸「コイツは正直すぎるだけやから深く受け止めん
  方がええで」
土「...自分フォローとか出来たんやな」
奈「元気出して、淳君」
土「はは...頑張るわ...」
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