大阪組編


問:『先入観をもってみること』を意味する慣用句
  ( )眼鏡でみる

土「答えは”色”やな。当然の如く全員不正解やったけ
  ど..奈緒ちゃんの答えはすごかったで」

「”老”」

土「確認のために読んでみてくれへん?」
奈「ろうがんきょうでみる」
土「な?すごいやろ?」
岸「どこがや」
土「まさかの音読みやで?ある意味賢い思わん?感
  心したわ」
奈「えへ」
岸「なに喜んでんねん。褒めてへんやろ」
南「褒めるフリしてディスっとんな」
奈「二人ともうちが褒められたん羨ましいん?」
岸「キショイこと言うとんなや」
南「別に土屋に褒められてもな...」
土「ボクの扱い酷ない?」
奈「淳君、うちは嬉しいで、元気出して」
土「奈緒ちゃんはええ子やなぁ」
南「ほのぼのしとらんと早よ次行きや」
土「誰のせいやと...やっぱええわ、ご希望通り次は南
  の答えや」

「”鼻”」

土「一応聞くけど...ふざけとる?」
南「オレは大真面目や」
土「逆に心配なるわ」
南「相手の出方は見れんで」
土「大概の人は頭心配しそうなもんやけど」
岸「それこそ先入観もってみとるんちゃうか」
南「せや、鼻眼鏡しとる奴=おかしい奴て思い込ん
  どる」
奈「鼻眼鏡くらいしてもええやんな」
岸「鼻眼鏡如きで人間性知った気になられてもな」
土「なんで意味捉えとんのに慣用句として覚えられ
  へんの?あと鼻眼鏡連呼すんのやめや」
岸「お前かて言うとるやないか」
土「はいはい、ほなもう終い。岸本のいこか」

「”伊達”」

土「正直、これは誰かやる思とったわ」
奈「淳君の予想当たったなぁ」
土「外れてほしかったんやけどな」
岸「当てろ言うたり外れろ言うたり...どっちや」
土「当ててほしいんは問題の答えだけや。伊達やっ
  たらかけんでもええやろ。ただのオシャレやな
  いか」
岸「なんやお前、伊達眼鏡バカにしとんのか?」
土「伊達眼鏡はバカにしとるつもりあらへんよ」
南「つまり岸本のことは...」
奈「シッ!南、それ言うたら岸本泣いてまう」
岸「聞こえとるし、誰が泣くか」
土「一応言うとくけど自分らも同類やからな?」
南「は?」
土「は?やのうて。そもそもこの問題、南のが一番
  アホっぽい解答やで?」
南「誰がアホや。意味は通じたやろ」
土「遠回しすぎや」
奈「淳君、うちもなん?」
土「残念ながらな。けど読み方変えたんは捻りきい
  とってええと思うで」
奈「ホンマ?」
土「ホンマ。まあ不正解やし意味も通じんけど...」
南「そやったらオレらよりダメやないか」
岸「お前、上田に甘ないか?」
土「女の子やからなぁ」
南「依怙贔屓や」
土「そんなんするんやったら奈緒ちゃんここに呼ば
  へんわ」
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