手紙
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沢北栄治様
手紙をのことをテツさん達に話でしょう?青春してんな、と眩しい笑顔で言われた私の気持ち、分かりますか?
何はともあれ、記念すべき2通目です。
英語はどのくらい話せるようになりましたか?勉強の時は頭にハテナを浮かべていたけれど、慣れるしか術のない環境は、私が教えるより早く上達出来るはずです。特にバスケで必要な用語なんかは、すぐ覚えたのでしょうね。
身体は大丈夫ですか?お野菜も食べてますか?バスケ部の皆さんから、好き嫌いするなよ、と伝言を承りました。
話は変わりますが、修学旅行のことを少し。
まず、広島では平和記念公園で祈りを捧げました。夏休み以来の広島は、あの時の照りつけるような暑さもなく過ごしやすいものでした。どうせなら宮島にも行ってみたかったです。もう少しすると紅葉シーズンでとても綺麗な景色を見れるのでしょうね。
次に関西圏。まとめちゃうのはあれだけど、長くなりすぎるので許してください。
建造物って、教科書に載ってるものと同じなんです。当たり前だろうと思うかもしれないけど、実際目にするとちょっと感動します。テレビで見た人が目の前にいるのと同じなのかな。
でも、感動さえ覚えた建造物のことより強い印象だったのが、奈良の鹿達です。鹿煎餅を持っていると凄い勢いで群がってきました。もしあの場にあなたがいたら、勢いにびっくりして泣いていたんじゃないかと思います。草食動物で遠目に見る分には可愛らしくても、いざ群れに囲まれたら緊張が走りました。鹿といえば、先述した宮島にも鹿はいますね。どっちの鹿の方が気が強い、とかあるのでしょうか?
あ、帰ってから深津さん達と堂本先生にお土産を配りました。もちろんテツさん達にも。喜んでもらえて良かったです。
少し、と言っておきながら長くなってしまった気がするので、修学旅行の話は終わりにします。まとめると、楽しかったです。...小学生みたいな感想ですね。
今回はここまでにします。それでは、また。
上田奈緒子
p.s
紅葉と鹿、百人一首にも出てくるって知っていますか?意味まで分かると、なるほど秋にぴったりの歌、と思うはずです。