仙道くんとユーレイさん
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『そうだ、ひとつだけお願いがあるんだけど...』
「お願い?」
『そう、お願い』
「なんですか?」
『さっきポリシーがどうのって言った手前であれなんだけど......一緒に暮らす、だとやっぱ体裁悪いでしょ?』
「体裁」
『だからね、取り憑くってことにしてくれないかなぁって』
「取り憑く」
『呪うとかじゃないから、便宜上だから』
「そんな必死に...」
『ダメ?』
「いえ、それは全然...むしろ面白いんでアリです」
『言い出したの私だけど、よく面白がれるよね』
「前向きに考えた方が良いでしょ?」
『そりゃね......とにかく良かった。これで枕を高くして寝られる』
「幽霊も寝るんですか?」
『他の幽霊のことは知らないけど、少なく私はね』
「なるほど、その透明感のある肌も睡眠のおかげですね」
『幽霊相手に透明感どうの言われても』
「はははっ...レイコさんと話すと退屈しませんね」
『ふふ、お互い様』
「そりゃ良かった」