第19章
自分を変えるきっかけをくれた人、尊敬出来る人間と思っていた人の告白…それを受けてルルゥが思った事、それは。
「ボクも…サナさんが羨ましいって思っていました。」
え、と片眉を上げたサナに「だって!」と声を大きくして人魚は言葉を続ける。
「知らない相手にもスムーズに話が出来るし、その話も面白いし、髪切るの得意だし、綺麗だし、体鍛えているし、しかも強くてさっきも大砲バンバン打ってたし…!」
思い当たる長所全て言う気なのか、最後の辺りは息切れぎれになってきて流石にサナも顔を少し赤らめて「…もう良いわよ。」と控えめな声を上げた。
でもまだ足りないとばかりにルルゥはキッとサナを見る。
「いいえ、言わせて下さい。」
「お腹いっぱいよ…。」
「うぅ…と、とにかくいっぱい凄いって思う事があるんです!」
話が何だか逸れていないかと思いながらも、火照った顔を手で仰ぎながらサナは黙って聞く。
「だから…もしなりたい自分が分からなくても、いっぱい出来る事がある凄い人って事は忘れないで下さい。」
ひたり、と細い腕が伸びサナの腕に水かきが付いたその手が触れて来る。
これまで言葉を交わしてはいても、触ってくる事は一切無かった人魚の行動にサナは驚いた。
「男でも、女でも関係無く…ボクにとってサナさんは、尊敬する人です。」
「ボクも…サナさんが羨ましいって思っていました。」
え、と片眉を上げたサナに「だって!」と声を大きくして人魚は言葉を続ける。
「知らない相手にもスムーズに話が出来るし、その話も面白いし、髪切るの得意だし、綺麗だし、体鍛えているし、しかも強くてさっきも大砲バンバン打ってたし…!」
思い当たる長所全て言う気なのか、最後の辺りは息切れぎれになってきて流石にサナも顔を少し赤らめて「…もう良いわよ。」と控えめな声を上げた。
でもまだ足りないとばかりにルルゥはキッとサナを見る。
「いいえ、言わせて下さい。」
「お腹いっぱいよ…。」
「うぅ…と、とにかくいっぱい凄いって思う事があるんです!」
話が何だか逸れていないかと思いながらも、火照った顔を手で仰ぎながらサナは黙って聞く。
「だから…もしなりたい自分が分からなくても、いっぱい出来る事がある凄い人って事は忘れないで下さい。」
ひたり、と細い腕が伸びサナの腕に水かきが付いたその手が触れて来る。
これまで言葉を交わしてはいても、触ってくる事は一切無かった人魚の行動にサナは驚いた。
「男でも、女でも関係無く…ボクにとってサナさんは、尊敬する人です。」
