第19章
ルルゥを攫った海賊達は自分達の取られた宝を奪いに再度マツリ達の船へ接近しようとしている。
「船長…ホントにやるんですかい?」
部下の一人が明らかにやる気の無い様子で聞くも「やるに決まってんだろ!」と怒鳴られた。
「やられっぱなしじゃいられねぇ…前回は甘く見てたが、今回はしっかり下準備してきたからな。」
望遠鏡で海賊船を憎々し気に睨み付け、隣で待機している人物に声を掛ける。
「近距離戦じゃ、あのバカみたいな戦闘力の男共に誰一人叶わなかった…だが、コレはどうかな?」
「…わざわざ負けてからすぐ近くの島で財布すっからかんになるまで買った新兵器ですものね。」
余計な事言うんじゃねぇ!と拳骨を頭に落とされるも、言った部下はいつもの事なのか表情は変えない。
「ま、新しい武器を揃えて下さった事には感謝していますよ…お陰で。」
ゆっくりと、船に向けて狙いを定めたそれは。
「―遠くから狙い撃つ事が可能になりましたから。」
火を付けた導火線、床に置かれる複数の鉄球、黒くずっしりとした長細いその武器…砲台だった。
「船長…ホントにやるんですかい?」
部下の一人が明らかにやる気の無い様子で聞くも「やるに決まってんだろ!」と怒鳴られた。
「やられっぱなしじゃいられねぇ…前回は甘く見てたが、今回はしっかり下準備してきたからな。」
望遠鏡で海賊船を憎々し気に睨み付け、隣で待機している人物に声を掛ける。
「近距離戦じゃ、あのバカみたいな戦闘力の男共に誰一人叶わなかった…だが、コレはどうかな?」
「…わざわざ負けてからすぐ近くの島で財布すっからかんになるまで買った新兵器ですものね。」
余計な事言うんじゃねぇ!と拳骨を頭に落とされるも、言った部下はいつもの事なのか表情は変えない。
「ま、新しい武器を揃えて下さった事には感謝していますよ…お陰で。」
ゆっくりと、船に向けて狙いを定めたそれは。
「―遠くから狙い撃つ事が可能になりましたから。」
火を付けた導火線、床に置かれる複数の鉄球、黒くずっしりとした長細いその武器…砲台だった。
