第19章
きゃいきゃいと彼女達の声が聞こえてきたサナは「ほら来たわよ。」と彼に声を掛ける。
ぶくぶくと海中にいたルルゥは徐々に海面へ上昇してきたのとほぼ同時に彼女達は小舟に辿り着く。
「お疲れ様です~。」
「はーい…ガーナちゃんどうしたの?」
何故かむすっとした表情で現れたガーナを見たサナにマツリが申し訳ない表情で先程の出来事を話す。
「あら~ガーナちゃん、マツリちゃんの絵のファンだものね…はいこれ。」
悪かったわねと言いながらサナはマツリの描いた髪型の一覧を渡すとすぐに開き、それでもまだ機嫌が直らないのか、じとっとした視線をサナに送る。
「…で、どのかみがたになったの?」
ちゃぽんと音がして小舟にいる全員その方を見ると、その答えが見えた。
ふわふわとウェーブがかった癖っ毛は短くなり、頭の三分の一は刈り上げられ残りの部分は短くなったものの元の髪の良さを生かしたツーブロックヘアとなっているルルゥ。
本人もこんな髪型になった事が無いからなのか、もじもじしていて慣れていない様子だった。
「ど、どう…?」
「「似合う!!」」
間髪入れずに女子達が答えて、あまりの大声にルルゥの白い両肩がびくりと上下する。
「凄い、短時間でこんなに印象が変わるなんて!」
「ちゃんと男の子っぽいかんじになっているよ!」
後ろも見せて~と言われるまま四方八方と向きを変えられるも、止まない賞賛に自分が切った訳では無いのに顔を赤らめてしまうルルゥ。
「―良かったわね。」
小さく呟き、サナは静かに子どもたちから離れ、自分は船へと戻っていった。
ぶくぶくと海中にいたルルゥは徐々に海面へ上昇してきたのとほぼ同時に彼女達は小舟に辿り着く。
「お疲れ様です~。」
「はーい…ガーナちゃんどうしたの?」
何故かむすっとした表情で現れたガーナを見たサナにマツリが申し訳ない表情で先程の出来事を話す。
「あら~ガーナちゃん、マツリちゃんの絵のファンだものね…はいこれ。」
悪かったわねと言いながらサナはマツリの描いた髪型の一覧を渡すとすぐに開き、それでもまだ機嫌が直らないのか、じとっとした視線をサナに送る。
「…で、どのかみがたになったの?」
ちゃぽんと音がして小舟にいる全員その方を見ると、その答えが見えた。
ふわふわとウェーブがかった癖っ毛は短くなり、頭の三分の一は刈り上げられ残りの部分は短くなったものの元の髪の良さを生かしたツーブロックヘアとなっているルルゥ。
本人もこんな髪型になった事が無いからなのか、もじもじしていて慣れていない様子だった。
「ど、どう…?」
「「似合う!!」」
間髪入れずに女子達が答えて、あまりの大声にルルゥの白い両肩がびくりと上下する。
「凄い、短時間でこんなに印象が変わるなんて!」
「ちゃんと男の子っぽいかんじになっているよ!」
後ろも見せて~と言われるまま四方八方と向きを変えられるも、止まない賞賛に自分が切った訳では無いのに顔を赤らめてしまうルルゥ。
「―良かったわね。」
小さく呟き、サナは静かに子どもたちから離れ、自分は船へと戻っていった。
