第18章
慢心をしているつもりは無かった、強いて言えば仲間を疑う事が出来なかっただけだ。
「ざまーねぇな。」
手足を縛られ何も出来ない俺を見下ろし、アイツは嗤う。
頭が切れるからと副リーダーとして据えていたが、反ってそれが仇となってしまったようで、知らない間にグループ内で仲間を作り、自分が思うグループを作る為俺が邪魔だと判断したらしい。
別にリーダーの座が欲しいならいつでも譲ったのに、と当時は思ったが力が全ての社会では力を示す事で他の仲間にも分からせなければいけない。
タイマンでは勝てないと思ったのか、他の奴等と一緒に逃げ場の無い場所まで誘い込まれボコボコにやられた。
「じゃあ、これからはオレがリーダーって事で…良いよな?」
「好きにしろ。」
やり口は汚いものだが、疑わなかった事や裏切りの芽を摘めなかった俺にも非はある。
「―じゃあ、トドメを刺しちゃおうか。」
後ろから複数の足音がしたと思えば、日頃俺を慕う連中が泣きそうな顔で出てきた。
「ノイ、さん…。」
「………。」
ああ、なるほどそういう事か。
次に続く言葉が考えなくても分かった。
「今から新しいリーダーがオレだ、その初めての命令はコイツを動けなくなるまで殴り続けろ。」
「ざまーねぇな。」
手足を縛られ何も出来ない俺を見下ろし、アイツは嗤う。
頭が切れるからと副リーダーとして据えていたが、反ってそれが仇となってしまったようで、知らない間にグループ内で仲間を作り、自分が思うグループを作る為俺が邪魔だと判断したらしい。
別にリーダーの座が欲しいならいつでも譲ったのに、と当時は思ったが力が全ての社会では力を示す事で他の仲間にも分からせなければいけない。
タイマンでは勝てないと思ったのか、他の奴等と一緒に逃げ場の無い場所まで誘い込まれボコボコにやられた。
「じゃあ、これからはオレがリーダーって事で…良いよな?」
「好きにしろ。」
やり口は汚いものだが、疑わなかった事や裏切りの芽を摘めなかった俺にも非はある。
「―じゃあ、トドメを刺しちゃおうか。」
後ろから複数の足音がしたと思えば、日頃俺を慕う連中が泣きそうな顔で出てきた。
「ノイ、さん…。」
「………。」
ああ、なるほどそういう事か。
次に続く言葉が考えなくても分かった。
「今から新しいリーダーがオレだ、その初めての命令はコイツを動けなくなるまで殴り続けろ。」
