第16章
離れてまだ少ししか経過していない為、動きに制限があるも探すのに長けている少女チームが先に動く。
「お酒のむところは、ガーナたちどうしても行けないもんね~。」
「そうなんだよね…。」
どうしてもの場合は、サナから行く事を許されているものの、連絡をしてから向かうよう注意されている。
ジュースやつまみのみを売られている露店や祭りらしく浮かれた人々の群れを避けながら、彼女らはメソドを探す。
「どう、いる?」
マツリ、ミツメにこっそり聞くガーナに、二人は渋い返事をする。
「見当たらない…離れた時の感じからして、一人でも騒いでいそうだけど…。」
「完全に酒目当てっぽかったから、もう既に飲み屋にいるんじゃねーか?」
やっぱりそうなのかなぁと…諦めの連絡をサナにしようかと相談し始めたその時。
「兄さん、景気が良いねぇ~。」
ざわざわした声と交じって、その声は聞こえた。
「ひっひひ…だぁってよ~せっかくきたならのまなきゃそんだろぉ~?」
先に耳の良いガーナがその話声をキャッチする。
「いたいたいた!!」
ぱっと走り出したガーナにマツリは慌ててついていく。
「お酒のむところは、ガーナたちどうしても行けないもんね~。」
「そうなんだよね…。」
どうしてもの場合は、サナから行く事を許されているものの、連絡をしてから向かうよう注意されている。
ジュースやつまみのみを売られている露店や祭りらしく浮かれた人々の群れを避けながら、彼女らはメソドを探す。
「どう、いる?」
マツリ、ミツメにこっそり聞くガーナに、二人は渋い返事をする。
「見当たらない…離れた時の感じからして、一人でも騒いでいそうだけど…。」
「完全に酒目当てっぽかったから、もう既に飲み屋にいるんじゃねーか?」
やっぱりそうなのかなぁと…諦めの連絡をサナにしようかと相談し始めたその時。
「兄さん、景気が良いねぇ~。」
ざわざわした声と交じって、その声は聞こえた。
「ひっひひ…だぁってよ~せっかくきたならのまなきゃそんだろぉ~?」
先に耳の良いガーナがその話声をキャッチする。
「いたいたいた!!」
ぱっと走り出したガーナにマツリは慌ててついていく。
