第14章
メソドと別れ、そのままディーアに導かれ案内されている内にだいぶ日が傾いてきた。
疲労を感じ、つい弱気な事をマツリは歩きながら口にしてしまう。
「これ…今日中に帰れるでしょうか。」
さあな、と明確では無い返事を聞き、ついガックリと肩を落としてしまうマツリにまあまあと船長は声を掛ける。
「ガーナと合流すりゃ問題ねぇさ、こんだけ自然に囲まれて人もいないなら能力もある程度は使いたい放題だしな。」
行きよりは絶対疲れないぞ、と先程の曖昧な返事とは違って確信を持って話す彼に、マツリは首を傾げた。
「あの、船長さん。」
おずおずと話すマツリに振り向きこそしないものの、何だと彼は歩きながら答える。
「ガーナちゃんは…船に戻って来てくれるのでしょうか。」
どんな理由でこの島に来たのかは分からない、しかし、このように無理矢理離れてまでこの島に来たという事は、とマツリは考え始めてしまう。
そもそもガーナがどんな理由でこの船にいるのかも知らないけれど、個人個人の目的の為に作られた集団であるのがこの海賊なら。
いつ別れが来ても、仕方が無いものなのかと。
「帰ってくる。」
先程とは違う、重みがある言葉だった。
「アイツは帰ってくる、絶対な。」
まるでそれは当たり前で、離れるなんて一切考えてもいないといった言い方。
ずしり、ずしりとひたすら黙々と歩くその後ろ姿に、マツリはそれ以上の言葉を掛ける事が出来ない。
けれど。
身の内にあった不安は消えていて、変わってガーナの元に向かおうとする気力が彼女の内にも宿っていた。
疲労を感じ、つい弱気な事をマツリは歩きながら口にしてしまう。
「これ…今日中に帰れるでしょうか。」
さあな、と明確では無い返事を聞き、ついガックリと肩を落としてしまうマツリにまあまあと船長は声を掛ける。
「ガーナと合流すりゃ問題ねぇさ、こんだけ自然に囲まれて人もいないなら能力もある程度は使いたい放題だしな。」
行きよりは絶対疲れないぞ、と先程の曖昧な返事とは違って確信を持って話す彼に、マツリは首を傾げた。
「あの、船長さん。」
おずおずと話すマツリに振り向きこそしないものの、何だと彼は歩きながら答える。
「ガーナちゃんは…船に戻って来てくれるのでしょうか。」
どんな理由でこの島に来たのかは分からない、しかし、このように無理矢理離れてまでこの島に来たという事は、とマツリは考え始めてしまう。
そもそもガーナがどんな理由でこの船にいるのかも知らないけれど、個人個人の目的の為に作られた集団であるのがこの海賊なら。
いつ別れが来ても、仕方が無いものなのかと。
「帰ってくる。」
先程とは違う、重みがある言葉だった。
「アイツは帰ってくる、絶対な。」
まるでそれは当たり前で、離れるなんて一切考えてもいないといった言い方。
ずしり、ずしりとひたすら黙々と歩くその後ろ姿に、マツリはそれ以上の言葉を掛ける事が出来ない。
けれど。
身の内にあった不安は消えていて、変わってガーナの元に向かおうとする気力が彼女の内にも宿っていた。
