第13章
ノイは船長が路端で寝ている所を介抱したのが出会いの始まりだった。
船に送るだけのはずだったのだが、その時に料理出来る船員は皆無で、その酷い食事の内容にショックを受け船にあったもので料理を振る舞ったのだ。
「恩が出来ちまったなぁ。」
ノイとしてはあまりに適当な食事だったので作っただけだったのだが、船長より見返りは何がいいかと聞かれると、言いにくそうに口を開いた。
「…就職先を探している。」
自分は料理人だが、勤め先からクビを宣告されてしまい、住み込みで働いていた為家も無い状態になっていると聞いた船長はすぐにこう返した。
「おー、なら丁度良いじゃねぇか。」
海賊たちには、どれだけ金があっても調理する術が無いので美味しいものにありつけるのは島に立ち寄った時のみだった。
「調理場や器具、食いもんとかは保証する、あと寝床や風呂もあるし…気に入らなかったら適当に他の島で雇う店見つければいいだろ。」
悪いところは海賊ってところだけどな!と笑っていたが、ノイはこの提案を受け入れた。
「必要としてくれるとこが俺にあんなら…。」
ということで、ノイは海賊へ加入する流れとなった。
しかし、人が共同生活をするということには多かれ少なかれ衝突は免れないところもある。
特に船という狭い空間の中では。
「洗濯物を溜めるなー!」
今日もサナのノイに対する怒号が飛んでいた。
船に送るだけのはずだったのだが、その時に料理出来る船員は皆無で、その酷い食事の内容にショックを受け船にあったもので料理を振る舞ったのだ。
「恩が出来ちまったなぁ。」
ノイとしてはあまりに適当な食事だったので作っただけだったのだが、船長より見返りは何がいいかと聞かれると、言いにくそうに口を開いた。
「…就職先を探している。」
自分は料理人だが、勤め先からクビを宣告されてしまい、住み込みで働いていた為家も無い状態になっていると聞いた船長はすぐにこう返した。
「おー、なら丁度良いじゃねぇか。」
海賊たちには、どれだけ金があっても調理する術が無いので美味しいものにありつけるのは島に立ち寄った時のみだった。
「調理場や器具、食いもんとかは保証する、あと寝床や風呂もあるし…気に入らなかったら適当に他の島で雇う店見つければいいだろ。」
悪いところは海賊ってところだけどな!と笑っていたが、ノイはこの提案を受け入れた。
「必要としてくれるとこが俺にあんなら…。」
ということで、ノイは海賊へ加入する流れとなった。
しかし、人が共同生活をするということには多かれ少なかれ衝突は免れないところもある。
特に船という狭い空間の中では。
「洗濯物を溜めるなー!」
今日もサナのノイに対する怒号が飛んでいた。
