第12章
そこから先の彼女達の行動は早く、各々型を見つけ作り方をシィーから教えてもらい部品を選んで黙々と作業を続けている。
自分が見ていなくても大丈夫だと判断したシィーは、二人の対応をコノンに任せ、空いている部屋で待っているサナの元へやってきた。
「先生。」
出されたお茶とお菓子を味わっていたサナは、シィーが来た事が分かるとそちらの方へ顔を向ける。
「急なお願いだったのに、我が儘を聞いて下さりありがとうございます。」
「可愛い子達からのお願いなら大歓迎よ。」
サナの向かいの席にふわりと座り、にこりと笑いかけた。
「仲良しの証を作ろうなんて…とっても可愛くて素敵な依頼だわ、断れるはずが無いもの―そして勿論、貴方も可愛い子の一人よ。」
「…ありがとうございます。」
この場にマツリとガーナが居なくて良かったと、サナは胸中で思う。
(隠したい訳じゃないけれど、やっぱりこんな緩んだ表情を見られるのは恥ずかしいもの。)
サナに好意を持つ者ならすぐに心射抜かれてしまうであろうその照れ笑いは、秘匿しなければいけない程の価値を持っていた。
その表情を真正面で受けたシィーは一瞬驚きの感情を表に出すも、すぐに元の表情へ戻す。
「…やっぱり今になっても惜しいわね。」
ふぅと息を吐いてシィーは呟く。
「あの時、ここにいてってお願いした事…今でも変わっていないと言ったらどうする?」
自分が見ていなくても大丈夫だと判断したシィーは、二人の対応をコノンに任せ、空いている部屋で待っているサナの元へやってきた。
「先生。」
出されたお茶とお菓子を味わっていたサナは、シィーが来た事が分かるとそちらの方へ顔を向ける。
「急なお願いだったのに、我が儘を聞いて下さりありがとうございます。」
「可愛い子達からのお願いなら大歓迎よ。」
サナの向かいの席にふわりと座り、にこりと笑いかけた。
「仲良しの証を作ろうなんて…とっても可愛くて素敵な依頼だわ、断れるはずが無いもの―そして勿論、貴方も可愛い子の一人よ。」
「…ありがとうございます。」
この場にマツリとガーナが居なくて良かったと、サナは胸中で思う。
(隠したい訳じゃないけれど、やっぱりこんな緩んだ表情を見られるのは恥ずかしいもの。)
サナに好意を持つ者ならすぐに心射抜かれてしまうであろうその照れ笑いは、秘匿しなければいけない程の価値を持っていた。
その表情を真正面で受けたシィーは一瞬驚きの感情を表に出すも、すぐに元の表情へ戻す。
「…やっぱり今になっても惜しいわね。」
ふぅと息を吐いてシィーは呟く。
「あの時、ここにいてってお願いした事…今でも変わっていないと言ったらどうする?」
