第12章
案内されるがまま、扉の近くまで行くとそこに時間の経過で薄くなった文字で『シィーのアトリエ』と書かれている。
客が来る事を知らせる鈴が付いていて、扉が開くとすぐにリンリンカロンッ!と軽やかな音が店内に響き渡った。
「せんせ~おかえりなさ~い。」
ぽよんっぽよんっと一歩事にそう聞こえてくるようなふくよかな体型の女性がこちらまで歩み寄ってくる。
(この人も…オシャレだな。)
シィーの弟子らしき人物は、師匠と似たような素材の服を着てはいるが、着こなしは自分の好みで変えているようで、カチューシャや化粧、爪先、靴先まで統一されたファッションをしていた。
思わずじっと見ているとこちらの視線に気付きにこりと微笑まれ、ハッとなりマツリは思わず顔を赤くしてしまう。
「や~だ~うぶかわいいおきゃくさん~。」
「コノン、あまり揶揄うのはおよし。」
シィーに窘められ「は~い。」と素直に返事をすると、すぐそばにいたサナに気付き目を丸くする。
「あれ~どこかでみたことあるような~?」
「貴方変わらないわね…。」
サナの言葉を聞いてもピンとこないようで「ん~??」と首を傾げる彼女に溜息を吐いた美形は前髪を上げてより距離を縮めて話し掛けた。
「これなら分かるんじゃないですか、おばかさん?」
「あ~つんつんさんだ~。」
普通の女性なら一気にサナの美に取り込まれてしまいそうな状況なのに、コノンと呼ばれた女性は気にする事なく昔の記憶を呼び起こしぱふんと両の手を軽く叩く。
「まえとかわりすぎているんだよ~いまはつんつんさんっていうより、つやつやさんになったね~。」
「…本当に変わらないですね。」
前髪を戻しながら全く自分のペースを崩さない彼女に対し呆れた顔をするサナに、後ろにいる少女達は驚いている。
「すごいね…あのサナをここまでふりまわせるの、すこしの人しかいないよ…。」
「うん…本当に。」
独特過ぎる性格のコノンに色々な衝撃を受けていると、シィーから声が掛けられた。
「じゃあまず…私達の作る商品の説明からしましょうか。」
客が来る事を知らせる鈴が付いていて、扉が開くとすぐにリンリンカロンッ!と軽やかな音が店内に響き渡った。
「せんせ~おかえりなさ~い。」
ぽよんっぽよんっと一歩事にそう聞こえてくるようなふくよかな体型の女性がこちらまで歩み寄ってくる。
(この人も…オシャレだな。)
シィーの弟子らしき人物は、師匠と似たような素材の服を着てはいるが、着こなしは自分の好みで変えているようで、カチューシャや化粧、爪先、靴先まで統一されたファッションをしていた。
思わずじっと見ているとこちらの視線に気付きにこりと微笑まれ、ハッとなりマツリは思わず顔を赤くしてしまう。
「や~だ~うぶかわいいおきゃくさん~。」
「コノン、あまり揶揄うのはおよし。」
シィーに窘められ「は~い。」と素直に返事をすると、すぐそばにいたサナに気付き目を丸くする。
「あれ~どこかでみたことあるような~?」
「貴方変わらないわね…。」
サナの言葉を聞いてもピンとこないようで「ん~??」と首を傾げる彼女に溜息を吐いた美形は前髪を上げてより距離を縮めて話し掛けた。
「これなら分かるんじゃないですか、おばかさん?」
「あ~つんつんさんだ~。」
普通の女性なら一気にサナの美に取り込まれてしまいそうな状況なのに、コノンと呼ばれた女性は気にする事なく昔の記憶を呼び起こしぱふんと両の手を軽く叩く。
「まえとかわりすぎているんだよ~いまはつんつんさんっていうより、つやつやさんになったね~。」
「…本当に変わらないですね。」
前髪を戻しながら全く自分のペースを崩さない彼女に対し呆れた顔をするサナに、後ろにいる少女達は驚いている。
「すごいね…あのサナをここまでふりまわせるの、すこしの人しかいないよ…。」
「うん…本当に。」
独特過ぎる性格のコノンに色々な衝撃を受けていると、シィーから声が掛けられた。
「じゃあまず…私達の作る商品の説明からしましょうか。」
