第12章
「はいはい、しっかりチェック出来たわよ~♡」
協力してくれてありがとう~!と笑顔で言いながら、スススとメソドの方へリンは寄っていく。
「で~も~こっちのお兄さんは、武器を忍ばせないでね♡」
「…医療用の針なんですが。」
眉間の皺が取れないまま話すメソドだが、相手は「ノンノン!」と指を振る。
「ソーイングの針じゃなきゃ持ち込みは駄目よ!捨てろとは言わないから、こちらに預けて頂戴ね♡」
口調や態度は役所の人間なのか疑問になるほどだが、しっかり仕事はするらしい。
促されてメソドは指定された箱へ忍ばせていた針を入れる。
「…サナさんも仕込み武器を持つ事ありますが、今日は無いんですか?」
「勿論、ここはそういう所だから。」
待っている間、マツリはサナに話し掛けると説明をしてくれた。
「リリア島は可愛いを重視する島…武器は可愛くないでしょ?だから基本的に持ち込む事が出来ないの、治安も守れるし意味はあるのよ。」
色んな島があるものだなぁとマツリが関心していると、リンから声が掛かる。
「ねぇねぇサナちゃん…あのコはぁ?」
まだ姿を見ていないのだけれど…と呟くリンにサナは溜息交じりで返事をした。
「いるのだけどねぇ…申し訳無いけれどこの子達を先に島に入れてからにしてくれない?大勢に見られたくないんですって。」
「んま~焦らすわね~。」
そういう事なら、とリンはサナ以外のメンバーを島の出口へ誘導し、そのままそそくさと関所へすぐに戻っていく。
遠くから黄色い歓声のようなものが響いている様な気がしたが、海賊達は一様に黙ってサナが合流するのを待っていた。
協力してくれてありがとう~!と笑顔で言いながら、スススとメソドの方へリンは寄っていく。
「で~も~こっちのお兄さんは、武器を忍ばせないでね♡」
「…医療用の針なんですが。」
眉間の皺が取れないまま話すメソドだが、相手は「ノンノン!」と指を振る。
「ソーイングの針じゃなきゃ持ち込みは駄目よ!捨てろとは言わないから、こちらに預けて頂戴ね♡」
口調や態度は役所の人間なのか疑問になるほどだが、しっかり仕事はするらしい。
促されてメソドは指定された箱へ忍ばせていた針を入れる。
「…サナさんも仕込み武器を持つ事ありますが、今日は無いんですか?」
「勿論、ここはそういう所だから。」
待っている間、マツリはサナに話し掛けると説明をしてくれた。
「リリア島は可愛いを重視する島…武器は可愛くないでしょ?だから基本的に持ち込む事が出来ないの、治安も守れるし意味はあるのよ。」
色んな島があるものだなぁとマツリが関心していると、リンから声が掛かる。
「ねぇねぇサナちゃん…あのコはぁ?」
まだ姿を見ていないのだけれど…と呟くリンにサナは溜息交じりで返事をした。
「いるのだけどねぇ…申し訳無いけれどこの子達を先に島に入れてからにしてくれない?大勢に見られたくないんですって。」
「んま~焦らすわね~。」
そういう事なら、とリンはサナ以外のメンバーを島の出口へ誘導し、そのままそそくさと関所へすぐに戻っていく。
遠くから黄色い歓声のようなものが響いている様な気がしたが、海賊達は一様に黙ってサナが合流するのを待っていた。
