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第6章


よく晴れた空、白い雲、見渡す限りの青い海。
ザッパーンと幾度となく語りかける波音が響く日常の中。

「すっげー!海、でっけー!!」
「これたいほーじゃね!?本物だ~!」
子ども。
「何この船、いまどこにいるの!?」
「…しらない。」
子ども、子ども。
「………。」
「え……………っと。」
見渡す限り、子ども。

いつもの日常に見慣れない子どもが5人。

「どうなっているの~~~!!?」

大声で唯一元から子どもであるガーナの叫びが、響き渡った。
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