第4章
それから翌日、昨日よりも装備を多く持ち、船の見張りをするガーナ以外の海賊のメンバー全員で無人島へ再度出向く事になった。
「こちらです。」
集中力ギリギリまで使い見つけた入り口まで、マツリは大人達を案内する。
生い茂った草木をかき分け、虫を追い払い島の中央部まで到達した辺りで、バツ印を付けた木が現れた。
「昨日俺が印を付けておいた木だな。」
得意げに船長が呟くも「見つけたのはマツリちゃんとミツメちゃんでしょ。」とサナがズバリと厳しい言葉で返し、わざとらしく「ショボン。」としょげたフリをする。
「確かここに…あった。」
草をかき分け見やすいようにすると、それが出てくる。
長い時間が経過して苔や草が生えているものの、それは明らかに人の手で作った小さなハッチだった。
「こちらです。」
集中力ギリギリまで使い見つけた入り口まで、マツリは大人達を案内する。
生い茂った草木をかき分け、虫を追い払い島の中央部まで到達した辺りで、バツ印を付けた木が現れた。
「昨日俺が印を付けておいた木だな。」
得意げに船長が呟くも「見つけたのはマツリちゃんとミツメちゃんでしょ。」とサナがズバリと厳しい言葉で返し、わざとらしく「ショボン。」としょげたフリをする。
「確かここに…あった。」
草をかき分け見やすいようにすると、それが出てくる。
長い時間が経過して苔や草が生えているものの、それは明らかに人の手で作った小さなハッチだった。