黄色い花の冠を君へ
名前
ノエラモンスター
ガスター博士に作られた娘
受動的な性格
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「えっと…
なんで私は囲まれてるの?」
私は今いつもの三人組に完全に包囲されている。始めは鬼ごっこかと思ってしばらく付き合ってたけどなんだかその内それっぽくなくなってきて…壁に追い詰められた。じりじりと間合いを詰めてくる
「わ、私何も持ってないデス…」
「違うよ。この間のお返し渡したいの」
「は?」
この間?お返し?
「ノエラ前にバレンタインだからって僕達にクッキーくれたでしょ?」
「返すのはニンゲンが作った文化らしいが、いつも世話になってるし…まあ、そういうことだ…」
「え?だったら普通に話してくれればいいじゃん」
「だ、だって僕等もこういうのするの初めてだったからどうやって言えばいいか分からなくて…」
ほー、照れ隠しか。下手糞め!
はいと渡されたのはマフィン
「ママに作り方教わったんだ。味は保障するよ」
「キャラつまみ食いしようとしてたけどね」
「うるさいフリスク、お前は焦がしかけただろ」
「ありがとうね三人とも。それにしても渡したものを返す文化があるなんて…」
「なんだ?いらないのか?」
「ちが、そういうことじゃないってばー!
ただお返しって形じゃなくて普通にいつもありがとうってプレゼントしてくれる方がお互い嬉しいんじゃないかなって」
三人はお互いの顔を見つめて目くばせをしている
「「「いつもありがとう、ノエラ」」」
「勉強分からないところ教えてくれて僕助かってるよ」
「いつも歌を聞かせてくれる、そんな優しいノエラが大好きだよ」
「こんな私を気に掛けるなんて本当に変わった奴だな」
「大丈夫だよ、キャラもちゃんとノエラのことありがたく思ってるから!」
「余計な事を言うな、アズ!!」
皆を見てるとこの輪にいられることが、会話を聞けることが幸せな事だって身をもって感じてくる
うん、私も…友達になってくれて、こんなに愛してくれて
ありがとう
記念日とは互いの感謝を伝える日