黄色い花の冠を君へ
名前
ノエラモンスター
ガスター博士に作られた娘
受動的な性格
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結局お付き合いの申請は承認することにした。嫌いじゃないしね
OKを出した時のキャラの喜びっぷりは見たことがない。あんな歪んだ顔もできるんだね。その時は私をギュっとハグしてくれた。けどぶっちゃけいつもとやってること変わらないんだよなあ…
あれ?恋人ってなんだっけ?何すればいいんだっけ?
ママもアズリエルもなんとなく頼りにならなそうだったからこんな時はグー〇ル先生。
恋人 定義
恋人 何する
デートとは
となどなどかたっぱしから調べていった。
ほうほう。恋人というのは相互関係に恋愛を持ち込んだもののこと。これで生涯のパートナーを見つけていることが現代ではほとんどなんだ…
で、恋人間の仲でできる特典が愛情表現。これをすることで自分の欲や存在意義が満たされるとか…
調べてみたところ具体的なものは二つ
一つはデート。恋人たちの”お出かけ”らしい。人がデートをする理由は様々だが、大体はオフショットが見たいとかもっと一緒にいたいとか。
二つ目はスキンシップ。直訳すると肌の触れ合い。抱き合うことやキスはもちろん見つめ合うことも間接的なスキンシップもようだ。初めて知ったな…そしてこれは段階ごとに分けられており、レベルアップによって肌との触れ合いが濃密になる。その頂点に立つのが…いや、言うのは恥ずかしいからやめとこ
ふーん、恋人ってこんなことするんだ…じゃあキャラからそういうことをされるって期待してもいいのかな…///
と思いながらあんなことしてこんなことしてなんて妄想を浮かべてたわけだが、あれから三か月
本当に文字通り何もない!!!
え、なに?付き合うって前提がまず間違ってたの?別にキャラはそんなことしたくないってことなの?いや、分からん
「なんか私が自惚れてたみたいじゃん」
確認のために言質撮っとけばよかったなんておかしいことまで考えだした。別に苦しいとかじゃないんだけど、ただ単純に寂しい。この気持ちが私を侵攻しないといいが…
「え、付き合った!?なんで早く言ってくれないのさ!」
「ごめんアズ、私も初めてだからタイミングが分かんなくて」
私は久しぶりに会ったアズとファミレスでこの話をした。キャラは留守番してる
「その調子だとママにも言ってないでしょ?勝手だけど僕からメールしとくよ。相手はキャラだし揉めることはないと思うけど」
「ありがと。
ねえアズ、この際だからちょっと愚痴言ってもいいかな…」
私は少しためらいからクリームソーダのアイスをスプーンで沈めた
「あ、うん。いいよ」
「はあ…キャラもバカだな…本当に何もされてないの?」
「強いて言うなら一緒にテレビ見るときに後ろから抱えてもらってるぐらいかな」
「それはたぶん恥ずかしがってるんだよ、キャラのことだし。けどこのままじゃノエラが動かなきゃ膠着状態だよね。
よし、じゃあ僕も協力してあげる!キャラには可哀想だけどほっといたのもキャラのせいだし仕方ないよね。
名づけて”逆にノエラが落としちゃおう作戦”!」
「いえーい(棒読み)」
アズ、一体何をしようとしてるんだろ…めんどくさくならなければいいけど…←
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中身が濃くなりそうなので一旦切りまーす