私に無いもの
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「しかと拝見しました任務ご苦労様です
ところで信女さん?写真をメールに添付して送ってくださればわざわざ局長室まで来なくても良かったんですよ?」
見廻組副長今井信女のケータイの画面に映し出されたハクの写真を見た異三郎が、ケータイを信女に手渡しながら言う
「異三郎にハクの写真を送るなんて、どうなるか分からない」
「別に悪用したりはしませんよ
私はただメールがしたいだけです
それにしてもハクなんて、信女さんのお姉さまにしてはまともな名前ですね」
「………」
「骸(むくろ)なんて名前だった貴女のお姉さまの事ですから、もっと物騒な名前かと思ってましたよ
もっとも、通り名は化け猫ですがね」
「……用は済んだわ」
「信女さん」
信女が部屋を出ようとすると、後ろから声がかかった
信女はその声に、振り返ることなく立ち止まった
「お姉さまが真選組にいるからといって、手加減することなど無いように頼みますよ」
「………分かってるわ」
、