鬼と白鬼様
名前変更
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あぁ、またこの夢だ
「だからいい加減白鬼様って呼ぶのはやめろ
シロって呼べよ
ほら、シ・ロ」
俺の目の前に時雨がいて、時雨が俺のことを見上げているように見えるそんな夢
でも俺は時雨と話す事が出来なくて、多分シロ……白鬼が時雨に話しかけているところ
「ほら、言ってみ?シロって」
「だ、だって白鬼様……」
「シロ」
「でも……」
「シーロ」
「し、シロ……」
旦那を見るのとも、俺を見るのとも違う瞳で顔を真っ赤にして時雨は白鬼を呼んでいる
そして俺……じゃなく白鬼はあいつのあのふわふわの髪をなでる
「お前に何かあったら、必ず俺が1番に助けてやるから」
その白鬼の言葉を聞いて、時雨は頬を赤く染めながらふわりと笑う
そんな夢を最近よく見る
時雨に声をかける白鬼の目線からあいつのことを見る夢
あいつの血を飲んだ日から1日置きくらいの頻度で見るこの夢に俺は白鬼への嫉妬をしつつも、夢の最後に見せる時雨の笑顔が忘れられない
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