年に一度の大爆発 紫×緑
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
やっさんは自分の不満を溜め込む癖がある。
理由はさまざまだけれど、どんどん溜めて一年に一回ぐらいでその堪忍袋の緒が切れる日がある。
それが今日だった。
「顔近いってー!」
「そんなことない!」
「離れろー!」
「んーーーー!」
私はいつものように玉さんにちゅー攻撃を仕掛けていた。
周りの皆はいつものことだと気にもとめない。そんな中ふと視界の隅に入った有安に目を向けるとじとーっと見られている。
(なんかおかしい。でもこんなことじゃ怒らないからまぁいっか。)
二人でいちゃいちゃしていたらあーりんも加勢してきて楽屋はわちゃわちゃ大騒ぎ。
と、ここもいつもと変わらない。
一日の仕事も終わりそれぞれ帰りの支度をし始める。
荷物の場所が隣同士だった杏果に今日の収録の話をするが、なぜか無言。
「あのー杏果?私なんか怒らすことしたかな?」
「…。」
「(まずい。)なんかごめん!!」
「なにが?」
返事をしてくれたのは嬉しいが確実に不機嫌。
「…なん…だろねw」
「分かんないのに謝られてもね。」
「すみません。」
「よく考えたら?」
「…ユーストで杏果の物真似してバカにしました。」
「はぁ!?それ知らなかったんだけど!!」
「えっ…ごめんなさい!!」
「はぁーあのさーいっつも楽屋で玉井と遊んでるよね?」
「うるさくてごめんなさい!!」
「それはもう慣れたよ。」
「はい。」
「れにが甘えん坊なのは分かってるよ。だけど私皆の前でいちゃいちゃすんの苦手なのは知ってるよね?」
「うん。」
「だからって毎回他のメンバといちゃついてるのを見せられてる私の身にもなれバカ。」
「…やっさーん!可愛いー♪」
「私は怒ってるんだよ!!」
「大丈夫!私はやっさんのものだから♪」
「恥ずかしいことをさらっと言うなー。」
「可愛いなーほんと。」
「私ほんと怒ってるんだけど。」
「分かってるって♪でも怒ってる理由が私でちょっと嬉しいなって。」
「だめだこりゃ。」
一年に一回の大爆発の主な理由は私だったみたい。でも普段なかなか自分の気持ちを言ってくれない杏果ならこの爆発は大歓迎だ。
理由はさまざまだけれど、どんどん溜めて一年に一回ぐらいでその堪忍袋の緒が切れる日がある。
それが今日だった。
「顔近いってー!」
「そんなことない!」
「離れろー!」
「んーーーー!」
私はいつものように玉さんにちゅー攻撃を仕掛けていた。
周りの皆はいつものことだと気にもとめない。そんな中ふと視界の隅に入った有安に目を向けるとじとーっと見られている。
(なんかおかしい。でもこんなことじゃ怒らないからまぁいっか。)
二人でいちゃいちゃしていたらあーりんも加勢してきて楽屋はわちゃわちゃ大騒ぎ。
と、ここもいつもと変わらない。
一日の仕事も終わりそれぞれ帰りの支度をし始める。
荷物の場所が隣同士だった杏果に今日の収録の話をするが、なぜか無言。
「あのー杏果?私なんか怒らすことしたかな?」
「…。」
「(まずい。)なんかごめん!!」
「なにが?」
返事をしてくれたのは嬉しいが確実に不機嫌。
「…なん…だろねw」
「分かんないのに謝られてもね。」
「すみません。」
「よく考えたら?」
「…ユーストで杏果の物真似してバカにしました。」
「はぁ!?それ知らなかったんだけど!!」
「えっ…ごめんなさい!!」
「はぁーあのさーいっつも楽屋で玉井と遊んでるよね?」
「うるさくてごめんなさい!!」
「それはもう慣れたよ。」
「はい。」
「れにが甘えん坊なのは分かってるよ。だけど私皆の前でいちゃいちゃすんの苦手なのは知ってるよね?」
「うん。」
「だからって毎回他のメンバといちゃついてるのを見せられてる私の身にもなれバカ。」
「…やっさーん!可愛いー♪」
「私は怒ってるんだよ!!」
「大丈夫!私はやっさんのものだから♪」
「恥ずかしいことをさらっと言うなー。」
「可愛いなーほんと。」
「私ほんと怒ってるんだけど。」
「分かってるって♪でも怒ってる理由が私でちょっと嬉しいなって。」
「だめだこりゃ。」
一年に一回の大爆発の主な理由は私だったみたい。でも普段なかなか自分の気持ちを言ってくれない杏果ならこの爆発は大歓迎だ。