やじるし 赤×紫×緑
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いきなりだけど私はれにに振られている
「好き!…かもしれない」
「ごめん、私他に好きな人いるんだ」
「そっかーw」
と、まぁあっさりと
それからと言うものれには私に告白をして心を許したのか恋愛相談をしてくるようになった
少しは気を使えよ!
「あ~もうクリスマスまで一ヶ月だよー」
「今年はライブだね♪」
「…」
「はぁ、プレゼント悩んでんの?」
「うん、告ってもないのに重いものあげられないし~」
「杏果は何でも喜んでくれると思うよ。てか告ればいいじゃん」
「そんな簡単なことじゃないじゃん」
このやりとりをもう何ヶ月も続けている
いつもこんな感じだから実際に告白するのはもっと先なんだろうなって自分の中で安心している
「あのさーいつになったら告るの?」
「だってー」
「しかもその相談をよりによって私にしてくるとかさ!」
「だってー!」
「いつまでもうじうじしてさ、振られてる私の気にもなってよ!」
「ごめんなさい」
言っているうちにヒートアップして心で思ってることとは反対の言葉が口から出てくる
「でもさ」
「何?」
怒られて少ししゅんとなっているれにがポツリと話し出す
「もし、万が一告白してOKもらえたら夏菜子は寂しくない?」
「は?何それ?清々するわ!」
れには最低だ。
優しさのつもり?
たぶん悪気はないんだと思う、でも今まで必死に耐えていた何かが崩れていく感覚が押し寄せてくる
「早くくっつけバカ!」
このままだと確実に涙が出てれにの言ったことを肯定しているみたいで悔しくて急いで席をたった
背中に「ごめん」とれにの声を聞いた途端耐えていた涙が溢れ出す
部屋を出てとにかく落ち着こうとひたすら目的もなく歩き続けた
「寂しくない?」そりゃ寂しい。
今れにの一番傍にいるのは私、告白すればそのポジションはきっと杏果になる
本当に付き合うことになったら私はどうしたらいい?
笑顔でおめでとうって言える?
今度は愚痴でも聞かされるのかな?
それでもいい
れにと繋がっていたい
夏菜子が出て行った部屋
思いつめたようにテーブルの一点を見つめるれに
その姿を心配そうに見つめる杏果
何があったのかはなんとなく察しはつく
「大丈夫?」そう言ってれにのところに行くのは簡単なんだけど
夏菜子はれにのことが好き
でも私もれにのことが好き
少ししたら夏菜子はまた部屋に元気に戻ってくる
もし私とれにが二人で話してる姿を見たらどう思うんだろう
なかなか足が進まずしばらくれにを見つめる
思いつめるような表情もしだいに涙を耐えるような顔に変わっていく
さすがに見ていられなくなって駆け寄る
「大丈夫?」
隣に腰をかけて顔を覗いた途端絶えていた涙が流れ出す
見られたくないのかテーブルに突っ伏するれに
落ち着くまで黙って背中をさすってあげながら抱きしめる
「恋って辛いね」
「うん」
「好き!…かもしれない」
「ごめん、私他に好きな人いるんだ」
「そっかーw」
と、まぁあっさりと
それからと言うものれには私に告白をして心を許したのか恋愛相談をしてくるようになった
少しは気を使えよ!
「あ~もうクリスマスまで一ヶ月だよー」
「今年はライブだね♪」
「…」
「はぁ、プレゼント悩んでんの?」
「うん、告ってもないのに重いものあげられないし~」
「杏果は何でも喜んでくれると思うよ。てか告ればいいじゃん」
「そんな簡単なことじゃないじゃん」
このやりとりをもう何ヶ月も続けている
いつもこんな感じだから実際に告白するのはもっと先なんだろうなって自分の中で安心している
「あのさーいつになったら告るの?」
「だってー」
「しかもその相談をよりによって私にしてくるとかさ!」
「だってー!」
「いつまでもうじうじしてさ、振られてる私の気にもなってよ!」
「ごめんなさい」
言っているうちにヒートアップして心で思ってることとは反対の言葉が口から出てくる
「でもさ」
「何?」
怒られて少ししゅんとなっているれにがポツリと話し出す
「もし、万が一告白してOKもらえたら夏菜子は寂しくない?」
「は?何それ?清々するわ!」
れには最低だ。
優しさのつもり?
たぶん悪気はないんだと思う、でも今まで必死に耐えていた何かが崩れていく感覚が押し寄せてくる
「早くくっつけバカ!」
このままだと確実に涙が出てれにの言ったことを肯定しているみたいで悔しくて急いで席をたった
背中に「ごめん」とれにの声を聞いた途端耐えていた涙が溢れ出す
部屋を出てとにかく落ち着こうとひたすら目的もなく歩き続けた
「寂しくない?」そりゃ寂しい。
今れにの一番傍にいるのは私、告白すればそのポジションはきっと杏果になる
本当に付き合うことになったら私はどうしたらいい?
笑顔でおめでとうって言える?
今度は愚痴でも聞かされるのかな?
それでもいい
れにと繋がっていたい
夏菜子が出て行った部屋
思いつめたようにテーブルの一点を見つめるれに
その姿を心配そうに見つめる杏果
何があったのかはなんとなく察しはつく
「大丈夫?」そう言ってれにのところに行くのは簡単なんだけど
夏菜子はれにのことが好き
でも私もれにのことが好き
少ししたら夏菜子はまた部屋に元気に戻ってくる
もし私とれにが二人で話してる姿を見たらどう思うんだろう
なかなか足が進まずしばらくれにを見つめる
思いつめるような表情もしだいに涙を耐えるような顔に変わっていく
さすがに見ていられなくなって駆け寄る
「大丈夫?」
隣に腰をかけて顔を覗いた途端絶えていた涙が流れ出す
見られたくないのかテーブルに突っ伏するれに
落ち着くまで黙って背中をさすってあげながら抱きしめる
「恋って辛いね」
「うん」