歪んだ愛 赤・紫×桃
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まず私達は現場に着くと衣装かジャージに着替える
杏果、あーりん、詩織はすでに着替えを済ませていたが、行動がのろいと言われている夏菜子とスタッフさんと遊んでいて出遅れたれには
「お前ら早く着替えろよ」
と怒られながら着替え部屋に押し込まれる
「またうちらだよ」
お互いブーブー言いながら服を脱いでいく
ふと下着だけとなったれにを見ると右肩辺りに傷があった
「れに!肩大丈夫!?」
びっくりして声をかける
「え?あ、これは大丈夫!!」
慌てたようにシャツを着るれに
「でも痣にもなってるよ」
「ちょっとぶつけただけだから」
そう言って笑う
「ちょっとって…痛くないの?」
「うん、痛くないから。ありがと♪ほらまた怒られるから早く着替えなよー」
話を逸らされてこれ以上は聞けない雰囲気になってしまった
腑に落ちないまま着替えをすませ皆と合流する
「お待たせ~」
「遅いよー」
「ごめんごめん♪」
何事もなかったように皆の輪の中へ入っていくれに
私はというとさっきの傷というか痣がなぜだか目に焼きついて離れない
なんで今まであんな痣に気付かなかったんだろうと観察していたら単純だが皆と着替えるとき、れには右肩が皆から見えないように注意しながら着替えていた。ただ一人を除いて
みんなに見られたら確実に心配されるはずの痣を彼女は少し嬉しそうに見ていた
もしかしたら『あれ』は彼女と関わっているんじゃ…
確信に近いでも否定したくなる考えに行き着く
あーりんはれにの身体に自分の印をつけてる
ぶつけたと言ってた痣はよくよく見たら歯型に見えなくもない
「おかしいって…」
私の独り言が聞こえたのか詩織が「何が?」と聞いてきた
「うんん、何でもない♪」
これは二人だけの秘密なんだろう
その秘密に私は気付いてしまった
レッスンの休憩に入る
「高城!トイレ行こ♪」
「え?いいよ~」
皆でおしゃべりをしている最中だけどれにを連れ出す
たまたま右隣にいたあーりんがれにの『あれ』の辺りをギュッと掴む
「いった」
よほど痛かったのか顔しかめるれに
「あーりん怪力すぎ!w」
と杏果と詩織は笑うが私の表情はどんどん曇る
「メンバー1握力強いからねw」
れにの顔を覗きながら笑うあーりん
「マジ痛いからwじゃあ行くか!」
立ち上がり一緒に部屋をあとにする
手を洗いながら個室に人がいないことを確かめてれにに聞いてみることにした
「あのさ」
「うん」
「その…肩の痣って…もしかしてあーりんと関わってる?」
自分から聞いといて否定して欲しいと願う
「…」
石鹸を流し終えているはずなのにずっと手を洗い続けるれに
その沈黙はもう肯定しているようなものだ
「れにはいいの?」
「…」
「痛いよね、こんなのおかしいって!」
「安心するんだって」
「自分勝手すぎるよ!」
「でも」
「でも、何?今は見えないところだからいいかもしんなけど他の二人にもじきにバレるよ!?」
「…」
何も反論してこないことにイライラが募る
「こんなことされてるのにまだ好きなの?」
「うん」
そこでやっと顔を上げて私と目を合わせる
「おかしいって…」
真剣な眼差しに独り言のように言うしか出来なかった
「遅いとまた皆にうんちか?って弄られるから戻ろうかw私は大丈夫だから、ほんとに」
そう言い残してトイレから出て行くれに
なんでそんなにあーりんを守るの?
少ししてから夏菜子も部屋に戻る
れにはというといつものようにアホなことをして笑っていた
それからというもの痣がよく目につくようになってしまった
やっと薄くなったかなと思えばまた新しい痣が増える
見るたびに私の心臓はぎゅっとなる
痣が出来ると私は何回でも「やめた方がいい」と訴えるが「大丈夫」の一点張り
「気持ちは嬉しいけど、もうこのことについて触れないで。夏菜子には関係ないよ、なんで何回も言ってくるの?」
「それは」
何も言えない私を置いてれにはその場を後にする
ちゃんと考えたこともなかった
はじめてみた時から「おかしい」としか思わなかった
れにの身体が心配だし、もし人目につくところにあったら大変なことになるし
でも痣が増えるたびにあーりんのものなんだって思い知らされる
私には出来ない
二人の秘め事
羨ましかったんだ
本当の気持ちに気付いてしまった今
もう私はあーりんの行為を否定することは出来なくなっている
杏果、あーりん、詩織はすでに着替えを済ませていたが、行動がのろいと言われている夏菜子とスタッフさんと遊んでいて出遅れたれには
「お前ら早く着替えろよ」
と怒られながら着替え部屋に押し込まれる
「またうちらだよ」
お互いブーブー言いながら服を脱いでいく
ふと下着だけとなったれにを見ると右肩辺りに傷があった
「れに!肩大丈夫!?」
びっくりして声をかける
「え?あ、これは大丈夫!!」
慌てたようにシャツを着るれに
「でも痣にもなってるよ」
「ちょっとぶつけただけだから」
そう言って笑う
「ちょっとって…痛くないの?」
「うん、痛くないから。ありがと♪ほらまた怒られるから早く着替えなよー」
話を逸らされてこれ以上は聞けない雰囲気になってしまった
腑に落ちないまま着替えをすませ皆と合流する
「お待たせ~」
「遅いよー」
「ごめんごめん♪」
何事もなかったように皆の輪の中へ入っていくれに
私はというとさっきの傷というか痣がなぜだか目に焼きついて離れない
なんで今まであんな痣に気付かなかったんだろうと観察していたら単純だが皆と着替えるとき、れには右肩が皆から見えないように注意しながら着替えていた。ただ一人を除いて
みんなに見られたら確実に心配されるはずの痣を彼女は少し嬉しそうに見ていた
もしかしたら『あれ』は彼女と関わっているんじゃ…
確信に近いでも否定したくなる考えに行き着く
あーりんはれにの身体に自分の印をつけてる
ぶつけたと言ってた痣はよくよく見たら歯型に見えなくもない
「おかしいって…」
私の独り言が聞こえたのか詩織が「何が?」と聞いてきた
「うんん、何でもない♪」
これは二人だけの秘密なんだろう
その秘密に私は気付いてしまった
レッスンの休憩に入る
「高城!トイレ行こ♪」
「え?いいよ~」
皆でおしゃべりをしている最中だけどれにを連れ出す
たまたま右隣にいたあーりんがれにの『あれ』の辺りをギュッと掴む
「いった」
よほど痛かったのか顔しかめるれに
「あーりん怪力すぎ!w」
と杏果と詩織は笑うが私の表情はどんどん曇る
「メンバー1握力強いからねw」
れにの顔を覗きながら笑うあーりん
「マジ痛いからwじゃあ行くか!」
立ち上がり一緒に部屋をあとにする
手を洗いながら個室に人がいないことを確かめてれにに聞いてみることにした
「あのさ」
「うん」
「その…肩の痣って…もしかしてあーりんと関わってる?」
自分から聞いといて否定して欲しいと願う
「…」
石鹸を流し終えているはずなのにずっと手を洗い続けるれに
その沈黙はもう肯定しているようなものだ
「れにはいいの?」
「…」
「痛いよね、こんなのおかしいって!」
「安心するんだって」
「自分勝手すぎるよ!」
「でも」
「でも、何?今は見えないところだからいいかもしんなけど他の二人にもじきにバレるよ!?」
「…」
何も反論してこないことにイライラが募る
「こんなことされてるのにまだ好きなの?」
「うん」
そこでやっと顔を上げて私と目を合わせる
「おかしいって…」
真剣な眼差しに独り言のように言うしか出来なかった
「遅いとまた皆にうんちか?って弄られるから戻ろうかw私は大丈夫だから、ほんとに」
そう言い残してトイレから出て行くれに
なんでそんなにあーりんを守るの?
少ししてから夏菜子も部屋に戻る
れにはというといつものようにアホなことをして笑っていた
それからというもの痣がよく目につくようになってしまった
やっと薄くなったかなと思えばまた新しい痣が増える
見るたびに私の心臓はぎゅっとなる
痣が出来ると私は何回でも「やめた方がいい」と訴えるが「大丈夫」の一点張り
「気持ちは嬉しいけど、もうこのことについて触れないで。夏菜子には関係ないよ、なんで何回も言ってくるの?」
「それは」
何も言えない私を置いてれにはその場を後にする
ちゃんと考えたこともなかった
はじめてみた時から「おかしい」としか思わなかった
れにの身体が心配だし、もし人目につくところにあったら大変なことになるし
でも痣が増えるたびにあーりんのものなんだって思い知らされる
私には出来ない
二人の秘め事
羨ましかったんだ
本当の気持ちに気付いてしまった今
もう私はあーりんの行為を否定することは出来なくなっている