根競べ 赤×紫×桃
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「ちょっと、顔近い」
雑誌の取材中 控え室で個別インタビューの順番待ちをしてるんだけど、スタッフさんは皆写真撮影の方に行ってしまった。
そのため部屋にはれにと私の2人きり
「しないよ、メイクさん困るから」
「大丈夫!口にすれば♪」
「無理」
「無理」
「無理」
「無理」
「…」
永遠に続きそうな無理の応酬
こりゃやらないと終わらなそう…こういう時のれには本当に頑固!
てかれにの「無理」ってなに!?
「本気?」
「うん!」
相変わらずまっすぐな眸で見てくる
「誰か来るって」
「来ない」
「来る」
「だから今のうちにするんだよ!」
なぜか責められてる私
れにの後ろにあるドアに意識を集中させる
だからといって透視が出来るわけでもないから意味ないけど
ゆっくりと顔が近づいてきて、
がちゃ
「高さn……呼ばれたよ~」
お互い勢いよく顔を逸らし、れにはそのまま「はいは~い」といってその場を去った
あいつ…逃げたな!
「よっこいしょ」
「お、お疲れー」
あーりんは何事もなかったかのように携帯を取り出して弄りだす
拍子抜け
もしかして見られてない?いや、だって入ってきたとき固まってたもんなー
この状況に耐えられなくてお茶をもらおうと席を立ったり意味もなくストレッチをしたり
あーりんがひとつ咳払いをするだけでビクッと身体が反応してしまう始末
どうせならガンガンに来てくれた方がよっぽどマシなんだけど!
「見た?」
「え?w」
自分からこんな話を振るなんて情けない…
「いや、さっきの」
「あ~見たw」
「ですよねぇ」
「玉さんじゃなくてほんと良かったね」
「うん」
「てかTPO考えなよ~どんだけ欲求不満なのw」
「私じゃない!れにが!」
「いやいや無理矢理な感じでもなかったけど?」
「だって何回拒否したってれにこういう時頑固じゃん」
「知らんわw」
そりゃそうだ
「とにかく、やってないから」
「あっそw別にそんな宣言いらいってw」
それもそうか…
「どうやったらかわせると思う?」
「私に聞かれても。まぁ無理じゃない?」
まさかこんな相談年下のメンバーにするとは思いもしなかったよ
「無理かぁ」
「あ、でもさっき私に見られたから大人しくなるかもよ。これでならなかったら本当に諦めるしかないね」
そうだよね~見られて改心しなかったら言っても無駄だもんな
「なんかムカついてきた」
「どうしたw」
「なんで私がこんなに悩まないといけないわけ」
「よく高さんと付き合えるなって思うよ」
「なんで?」
「だって嫉妬深すぎない?」
「まぁ」
「大変そう」
「良いとこもあるよ」
「どこ?」
「どこって言われると…」
「おいおいw」
がちゃ
「夏菜子つぎー」
「はーい」
れにの良いところを考えていたら詩織が帰ってきた
「ないんかーい」
「あるある、考えとく」
「何が?」
「あーりん!余計なこと言わなくていいからね!?」
何回も念を押して部屋を出るとインタビューを受けているれにがいた
撮影場所へ向かうついでに頭を叩いてやった
「いった!」
口パクでバーカ!と言って去っていく
インタビュアーの方に「仲良しだねー」と言われてニコニコするれに
人の苦労も知らずに暢気なもんだ
こりゃ治らないかも、あーりん
雑誌の取材中 控え室で個別インタビューの順番待ちをしてるんだけど、スタッフさんは皆写真撮影の方に行ってしまった。
そのため部屋にはれにと私の2人きり
「しないよ、メイクさん困るから」
「大丈夫!口にすれば♪」
「無理」
「無理」
「無理」
「無理」
「…」
永遠に続きそうな無理の応酬
こりゃやらないと終わらなそう…こういう時のれには本当に頑固!
てかれにの「無理」ってなに!?
「本気?」
「うん!」
相変わらずまっすぐな眸で見てくる
「誰か来るって」
「来ない」
「来る」
「だから今のうちにするんだよ!」
なぜか責められてる私
れにの後ろにあるドアに意識を集中させる
だからといって透視が出来るわけでもないから意味ないけど
ゆっくりと顔が近づいてきて、
がちゃ
「高さn……呼ばれたよ~」
お互い勢いよく顔を逸らし、れにはそのまま「はいは~い」といってその場を去った
あいつ…逃げたな!
「よっこいしょ」
「お、お疲れー」
あーりんは何事もなかったかのように携帯を取り出して弄りだす
拍子抜け
もしかして見られてない?いや、だって入ってきたとき固まってたもんなー
この状況に耐えられなくてお茶をもらおうと席を立ったり意味もなくストレッチをしたり
あーりんがひとつ咳払いをするだけでビクッと身体が反応してしまう始末
どうせならガンガンに来てくれた方がよっぽどマシなんだけど!
「見た?」
「え?w」
自分からこんな話を振るなんて情けない…
「いや、さっきの」
「あ~見たw」
「ですよねぇ」
「玉さんじゃなくてほんと良かったね」
「うん」
「てかTPO考えなよ~どんだけ欲求不満なのw」
「私じゃない!れにが!」
「いやいや無理矢理な感じでもなかったけど?」
「だって何回拒否したってれにこういう時頑固じゃん」
「知らんわw」
そりゃそうだ
「とにかく、やってないから」
「あっそw別にそんな宣言いらいってw」
それもそうか…
「どうやったらかわせると思う?」
「私に聞かれても。まぁ無理じゃない?」
まさかこんな相談年下のメンバーにするとは思いもしなかったよ
「無理かぁ」
「あ、でもさっき私に見られたから大人しくなるかもよ。これでならなかったら本当に諦めるしかないね」
そうだよね~見られて改心しなかったら言っても無駄だもんな
「なんかムカついてきた」
「どうしたw」
「なんで私がこんなに悩まないといけないわけ」
「よく高さんと付き合えるなって思うよ」
「なんで?」
「だって嫉妬深すぎない?」
「まぁ」
「大変そう」
「良いとこもあるよ」
「どこ?」
「どこって言われると…」
「おいおいw」
がちゃ
「夏菜子つぎー」
「はーい」
れにの良いところを考えていたら詩織が帰ってきた
「ないんかーい」
「あるある、考えとく」
「何が?」
「あーりん!余計なこと言わなくていいからね!?」
何回も念を押して部屋を出るとインタビューを受けているれにがいた
撮影場所へ向かうついでに頭を叩いてやった
「いった!」
口パクでバーカ!と言って去っていく
インタビュアーの方に「仲良しだねー」と言われてニコニコするれに
人の苦労も知らずに暢気なもんだ
こりゃ治らないかも、あーりん