幸福の音 赤×紫
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じーっと見つめると『なになにー?』と顔を近づけてくるれに
明日は久しぶりに午後からのお仕事だから急いで寝る必要もない
このまったりとした雰囲気が心地良くてたしかにいつもよりは素直な行動をとっていた。
近づけてきた顔を片手で受け止めてムニムニと遊ぶ
「いつ触っても気持ちいいね」
『やったぁ』
両頬をぎゅっと寄せるとタコチュウのような口になってなんともアホ面
「ふはは」
『なんかいいことあった?』
「なんで?」
『いつもより素直な気がする。嬉しい』
ふわっと笑う顔につられて私も笑顔になる
「別に何もないよ」
強いて言えば今この瞬間に幸せを感じてるだけ
言わないけどね
『ふーん』
相変わらずのタコ口で呂律の回ってない、けど的を得た言葉に本当、人のこと見てるなーって感心する
かまってほしい時ほっておいてほしい時、何も言わなくても全部分かってくれるこの子には感謝しかなくて。
私が前、れにみたいに言葉にするのは苦手だと伝えたら『私はどんな小さなメッセージもキャッチするから』って言うから視線や温度から少しでも伝えられてるといいなって他人事のように思う私は甘えすぎかな
でも、たまには―
掴んでる顔を引き寄せてそのマヌケ顔にキスを落とす
「好きだよ」
『わたしもーー』
「私も?」
『私も好き!』
精一杯のメッセージをおちょくることなく受け止めてくれるからまた好きが増える音がした
「あ、ヤバい」
『え、どうした?大丈夫?』
「いやこっちの問題」
『ん?』