まだ好き? 紫×赤
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「あとどのくらいで来るかなー」
大阪でのライブイベント出演を終え、今は帰りの新幹線を待っていた。
「5分ぐらいで来るんじゃない?」
「お腹すいたー」
夕飯のことを考えながらホームを見渡していると少し遠くの方から大きく手を振りながらこちらに歩いてくる人
誰なのか良く分からないままとりあえず手を振ってみる詩織
「ねぇあれ誰かな」
隣で携帯を弄っていた高城に話しかける
「ん?…え、あかりん!?」
「は!?」
川上さんと談笑していたはずの夏菜子が真っ先に反応した
「やっほー何してんの?」
「うっそ!そんなことある!?偶然!?」
「うちら今日イベントに出てきたんだよ♪あかりんは?」
「撮影。へぇこんなことあるんだね!」
たまたまあかりんも仕事で大阪に来ていたらしい
どうせならと一緒に帰ることになった
「えーめっちゃ久しぶりじゃーん!あとで写メ撮ろ♪」
「これブログに載せたらモノノフの皆どんな反応するかな♪」
「ね!楽しみ!」
そんな会話をしていたら新幹線がホームに滑り込んでくる
ゾロゾロと車内へと入り各々席につく
メンバーの中で最後に乗り込んだ高城は自然と夏菜子の隣の席を探す
が、そこにはあかりんがすでに座っていて二人は楽しそうに会話をしていた
その二人の横を気にしないように通り、後ろの杏果の隣に腰を落とす
「おじゃまー」
「うん」
席についてとりあえずメールを確認するも来ていなかった為やることがなくなる
顔を上げれば斜め前には楽しそうに話す夏菜子とあかりんの姿が目に入る
何を話してるかまでは聞こえない
聞きたくない
「気になる?」
眠くもなかったけど二人を視界に入れたくなくてとりあえず目を瞑っていた
「ん?」
「あの二人」
杏果にはバレバレみたい
さすが推され隊
「全然気にならないといったら嘘だけど、もう昔のことだし!」
「うそ」
まだあかりんがいた頃、夏菜子はあかりんにべったりでたぶん…というか絶対好きだったんだと思う
前に冗談で好きなのか聞いたことがあったけど「そんなんじゃない」と言われた
「そんなんじゃないってどういうことなんだろうね」
「聞いたんだ」
「冗談でね。そんな風に返されたらもう聞けないよ」
時折聞こえてくる二人の笑い声に身体ごと杏果の方を向く
「重症だなw」
お互い苦笑してしまう
「はい」といってイヤホンを方耳差し出される
「これで少しは気は紛れる?私も聞きたいから半分こね」
「ありがとう」
さすが杏果
「れに」
「んぁ」
「次夏菜子降りるよ」
いつの間にか寝てしまっていたらしい
で、夏菜子が降りる直前で杏果が起こしてくれた
さすが杏果
「ん~了解」
斜め前を見れば降りる支度をしている夏菜子
そして次第にゆっくりになっていく新幹線
「よし!」
立ち上がり振り返って私たちの方に向く
「じゃあお疲れ~また明日ね」
「お疲れさま~」「おやすみ~」「気をつけて帰ってね」「うん」
「うん」しか言えなかった
「じゃあ、また電話するわ♪」
「うん、じゃあね~」
最後にあかりんに声をかけ颯爽とホームに降り立つ夏菜子
「また、か…」
心配そうにちらっと見てくる杏果
ちょっと今のはキツイかなー
そのあとは皆でわいわい話してまた会えるといいねと言い合って別れた
別に連絡を絶対取らないでほしいなんて言わない。けど実際目にしちゃうとやっぱ駄目だったなー
後日
「ねぇなんかあった?」
「ん?ないよ」
バレたwあの日から聞けずにいたモヤモヤがどんどん大きくなっていって夏菜子に対して素っ気ない態度をとっていた
「いやいや、絶対あったっしょ!」
原因が自分のことだと思ってないから暢気に聞いてくる態度に余計イライラしてしまう
「あかりん」
「ん?あかりん?がどうかした?」
「あかりんと会ってる?」
「いや、お互い忙しいしなかなか会えないよ。連絡は取るけど」
「だよね」
なにもやましい気持ちがないからこんなに全部言ってくれるんだと思う。
でも私はメンバーいち嫉妬深い自信があるから逆にマイナスに受け取ってしまう。
「次いつ会えるかなー」
心の狭い人間だと思われたくなくて話を逸らした
会話が一区切りしたところで「ちょっとトイレ行ってくる」と席を離れる
「やっほ」
れにが席を立った後に杏果が隣にきた
「杏果かー、あのさ最近れになんかあった?」
「なんで私に聞くの?w」
「推され隊じゃん!私よりれにのこと知ってそうw」
「知ってるけど…自分で聞いてみたら?」
「さっき聞いたけど教えてくれなかったんだもん」
「もし夏菜子よりわたしの方がれにのことよく知ってたとしてそれに嫉妬とかしないの?」
「ん~今してないかな」
「れにはめっちゃ嫉妬するよ?」
「あいつ意外と女子だもんねw」
「だから今その状況なんだって!!www」
「え…もしかしてさっき言ってたあかりん?」
「そう。まだ気にしてるんだよ、れには。夏菜子はあかりんのこと好きなんじゃないか?って」
「あかりんはそんなんじゃないよ!」
「じゃあどんなん?」
「親友だよ」
「じゃあそう言ってあげなよ!「そんなんじゃない」ってはぐらかすからずっと気にしてるんだよ?」
「あ~」
「親友って言っても気にし続けると思うけどねあの子は」
「ほんとれにのことなんでも知ってるね」
「推され隊だもん♪」
「ちょっと嫉妬してきたわw」
タイミングよくれにが戻ってきた
「じゃあ頑張って」
「ありがと♪」
「よっこらしょ」
「おっさんみたいな声出さないでよw」
「えへへー」
「ねぇ嫉妬してるの?」
「いきなり何!?誰に?w」
「あかりん」
「あ~」
「そんなんじゃないって言ったよね?」
「言った」
「親友だよ」
「うん」
「信用できない?」
「うん」
「ちょw即答かよ」
「親友でも嫉妬する」
「じゃあどうしたらいい?」
「親友やめてって言ってやめたら嫌いになる」
「そりゃ大変だ」
「たぶんずっと二人には嫉妬し続けると思う」
「…実はこのこと教えてくれたの杏果なんだよね」
「杏果が?」
「そう。私よりれにのことよく知っててぶっちゃけ杏果に嫉妬してるよ?」
「うそ」
「ほんとだよwだかられにだけじゃないから、私だって杏果のとこにいっちゃうんじゃないかって心配なんだから」
すると思いっきりれにに抱きつかれた
普段絶対口にしないことを言ったせいで顔がどんどん赤くなっていくのが分かる
「こんなこともう言えないな」と心の中で呟いくと同時に少しはれにの不安を減らすことことが出来たかなと安心した
ちらっと杏果のほうを見れば口パクで「良かったね」と言われた
「杏果には勝てないなー」
大阪でのライブイベント出演を終え、今は帰りの新幹線を待っていた。
「5分ぐらいで来るんじゃない?」
「お腹すいたー」
夕飯のことを考えながらホームを見渡していると少し遠くの方から大きく手を振りながらこちらに歩いてくる人
誰なのか良く分からないままとりあえず手を振ってみる詩織
「ねぇあれ誰かな」
隣で携帯を弄っていた高城に話しかける
「ん?…え、あかりん!?」
「は!?」
川上さんと談笑していたはずの夏菜子が真っ先に反応した
「やっほー何してんの?」
「うっそ!そんなことある!?偶然!?」
「うちら今日イベントに出てきたんだよ♪あかりんは?」
「撮影。へぇこんなことあるんだね!」
たまたまあかりんも仕事で大阪に来ていたらしい
どうせならと一緒に帰ることになった
「えーめっちゃ久しぶりじゃーん!あとで写メ撮ろ♪」
「これブログに載せたらモノノフの皆どんな反応するかな♪」
「ね!楽しみ!」
そんな会話をしていたら新幹線がホームに滑り込んでくる
ゾロゾロと車内へと入り各々席につく
メンバーの中で最後に乗り込んだ高城は自然と夏菜子の隣の席を探す
が、そこにはあかりんがすでに座っていて二人は楽しそうに会話をしていた
その二人の横を気にしないように通り、後ろの杏果の隣に腰を落とす
「おじゃまー」
「うん」
席についてとりあえずメールを確認するも来ていなかった為やることがなくなる
顔を上げれば斜め前には楽しそうに話す夏菜子とあかりんの姿が目に入る
何を話してるかまでは聞こえない
聞きたくない
「気になる?」
眠くもなかったけど二人を視界に入れたくなくてとりあえず目を瞑っていた
「ん?」
「あの二人」
杏果にはバレバレみたい
さすが推され隊
「全然気にならないといったら嘘だけど、もう昔のことだし!」
「うそ」
まだあかりんがいた頃、夏菜子はあかりんにべったりでたぶん…というか絶対好きだったんだと思う
前に冗談で好きなのか聞いたことがあったけど「そんなんじゃない」と言われた
「そんなんじゃないってどういうことなんだろうね」
「聞いたんだ」
「冗談でね。そんな風に返されたらもう聞けないよ」
時折聞こえてくる二人の笑い声に身体ごと杏果の方を向く
「重症だなw」
お互い苦笑してしまう
「はい」といってイヤホンを方耳差し出される
「これで少しは気は紛れる?私も聞きたいから半分こね」
「ありがとう」
さすが杏果
「れに」
「んぁ」
「次夏菜子降りるよ」
いつの間にか寝てしまっていたらしい
で、夏菜子が降りる直前で杏果が起こしてくれた
さすが杏果
「ん~了解」
斜め前を見れば降りる支度をしている夏菜子
そして次第にゆっくりになっていく新幹線
「よし!」
立ち上がり振り返って私たちの方に向く
「じゃあお疲れ~また明日ね」
「お疲れさま~」「おやすみ~」「気をつけて帰ってね」「うん」
「うん」しか言えなかった
「じゃあ、また電話するわ♪」
「うん、じゃあね~」
最後にあかりんに声をかけ颯爽とホームに降り立つ夏菜子
「また、か…」
心配そうにちらっと見てくる杏果
ちょっと今のはキツイかなー
そのあとは皆でわいわい話してまた会えるといいねと言い合って別れた
別に連絡を絶対取らないでほしいなんて言わない。けど実際目にしちゃうとやっぱ駄目だったなー
後日
「ねぇなんかあった?」
「ん?ないよ」
バレたwあの日から聞けずにいたモヤモヤがどんどん大きくなっていって夏菜子に対して素っ気ない態度をとっていた
「いやいや、絶対あったっしょ!」
原因が自分のことだと思ってないから暢気に聞いてくる態度に余計イライラしてしまう
「あかりん」
「ん?あかりん?がどうかした?」
「あかりんと会ってる?」
「いや、お互い忙しいしなかなか会えないよ。連絡は取るけど」
「だよね」
なにもやましい気持ちがないからこんなに全部言ってくれるんだと思う。
でも私はメンバーいち嫉妬深い自信があるから逆にマイナスに受け取ってしまう。
「次いつ会えるかなー」
心の狭い人間だと思われたくなくて話を逸らした
会話が一区切りしたところで「ちょっとトイレ行ってくる」と席を離れる
「やっほ」
れにが席を立った後に杏果が隣にきた
「杏果かー、あのさ最近れになんかあった?」
「なんで私に聞くの?w」
「推され隊じゃん!私よりれにのこと知ってそうw」
「知ってるけど…自分で聞いてみたら?」
「さっき聞いたけど教えてくれなかったんだもん」
「もし夏菜子よりわたしの方がれにのことよく知ってたとしてそれに嫉妬とかしないの?」
「ん~今してないかな」
「れにはめっちゃ嫉妬するよ?」
「あいつ意外と女子だもんねw」
「だから今その状況なんだって!!www」
「え…もしかしてさっき言ってたあかりん?」
「そう。まだ気にしてるんだよ、れには。夏菜子はあかりんのこと好きなんじゃないか?って」
「あかりんはそんなんじゃないよ!」
「じゃあどんなん?」
「親友だよ」
「じゃあそう言ってあげなよ!「そんなんじゃない」ってはぐらかすからずっと気にしてるんだよ?」
「あ~」
「親友って言っても気にし続けると思うけどねあの子は」
「ほんとれにのことなんでも知ってるね」
「推され隊だもん♪」
「ちょっと嫉妬してきたわw」
タイミングよくれにが戻ってきた
「じゃあ頑張って」
「ありがと♪」
「よっこらしょ」
「おっさんみたいな声出さないでよw」
「えへへー」
「ねぇ嫉妬してるの?」
「いきなり何!?誰に?w」
「あかりん」
「あ~」
「そんなんじゃないって言ったよね?」
「言った」
「親友だよ」
「うん」
「信用できない?」
「うん」
「ちょw即答かよ」
「親友でも嫉妬する」
「じゃあどうしたらいい?」
「親友やめてって言ってやめたら嫌いになる」
「そりゃ大変だ」
「たぶんずっと二人には嫉妬し続けると思う」
「…実はこのこと教えてくれたの杏果なんだよね」
「杏果が?」
「そう。私よりれにのことよく知っててぶっちゃけ杏果に嫉妬してるよ?」
「うそ」
「ほんとだよwだかられにだけじゃないから、私だって杏果のとこにいっちゃうんじゃないかって心配なんだから」
すると思いっきりれにに抱きつかれた
普段絶対口にしないことを言ったせいで顔がどんどん赤くなっていくのが分かる
「こんなこともう言えないな」と心の中で呟いくと同時に少しはれにの不安を減らすことことが出来たかなと安心した
ちらっと杏果のほうを見れば口パクで「良かったね」と言われた
「杏果には勝てないなー」