誕生日は 赤×紫
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6月21日は高城の誕生日。
三日前から期待の目で見られてる気がするのは私だけかな。
メンバー皆からのプレゼントは決まった、がしかしそれで済ませるのも可哀想だから何か私からプレゼントしようと考えてみるもなかなか思いつかない。
思い切って何か欲しいものはないか聞いてみるも
「夏菜子がくれるものならなんでも嬉しいよ!」
と申し訳ないが期待はずれの返事が来た。
「あぁもうどうしよ。」
実はもう今日は21日である。
「ねぇ玉井ーれにのプレゼント何がいいと思う?」
隣でお菓子を食べている玉井に聞いてみる。
「え?もう用意したじゃん。」
「皆からのは買ったけど個人的に何かプレゼントしたいなーって。」
「あーなるほどね。」
「ちっとも思いつかないや。」
「じゃあー、プレゼントはわ・た・し♪」
「言うと思った。」
「あwww」
だいたいれにと玉井の考えは一緒で思春期男子なんだよ。
「おかしいでしょ。」
「普段ツンツンしてるからこういう日だけはちょっと積極的になってデレるっていうギャップをね!」
「ちょっとどころじゃないしデレでもないしね。」
「喜ぶと思うよーw」
「喜ぶだろうねーw」
結局良いアドバイスを貰うことは出来なかった。
「あ、ねぇあーりん!れに助の誕生日プレゼント何がいいと思う?」
相変わらず私が頭を悩ませていると玉井があーりんをつかまえて聞いていた。
「夏菜子ちゃんかられにちゃんへのプレゼントでしょー?そうだなー」
一緒に考えてくれるなんて優しいメンバーだなとジーンときt
「プレゼントはわ・た・し♪」
「…。」
そういえば前にれにが「あーりんはむっつりスケベだ」って言ってたっけ。
「やっぱり?しおりもそれ言ったの!」
「高さんこういうの好きそう。」
「だよねー!」
なんか真っ先にこういう発言されるれにが心配になってくる。
「なんか物でないの?」
「えー飴?」
聞く相手間違えてるよなー
「飴ねぇ」
「年に一回だよ?」
「たまには自分から積極的に行ってあげなよー。」
「もしかしたら私のこと好きじゃないかもって思われちゃってるかもしれないよ?」
「こういうのはタイミングだからさ!」
「誕生日っていうきっかけ利用しなきゃ!」
妹コンビに捲くし立てられる夏菜子。
「え、あ、はい。」
私も頭が変になったかこのアイディアいいんじゃないか?と思い始めてしまった。
「よし!じゃ今夜頑張ってね!」
「はい!」
気付けば控え室には全員揃っていた。
仕事が始まる前にメンバー皆からプレゼントを渡す。
「うそ!ありがとう♪嬉しいー!」
「おめでとーおばさーん。」
「うるせぇーw」
メンバーからのプレゼントは喜んでもらえた。
今日一日いろんな人から祝福されて満足そうなれに。その笑顔が見れると私も自分のことのように嬉しくなる。
「「「「「お疲れ様でしたー!」」」」」
今日の仕事が終わり皆でホテルへ向かう。
「ちゃんと言うんだよ?」
「頑張ってね、夏菜子ちゃん!」
「う、うん。」
車から降り、ホテルへ向かう道すがら念を押されるが、正直すっかり忘れていたから今さら緊張してきてしまった。
部屋割りはいつものももたまいのはずだったが玉井が気を使ってあーりんと話したいことがあるからと私とれにが相部屋となった。
がちゃ
「やっぱ誕生日っていいね♪プレゼントもありがと。」
「喜んでもらえて良かったです。」
何のシュミレーションもしてなかったからどう言い出せばいいのか全く分からない!
「え、敬語?w」
「いや!間違えた。」
「間違えたってw変なのw」
「変だよねー。」
「何?本当にどうした?」
「あのー私プレゼント間に合わなかったんだよねー。」
「え?貰ったよ?」
「いや私からの。」
「そんな全然いいよ!これ貰えただけで十分♪」
そんなこと言われると言い出しにくいんだけど…
「で…いろいろ考えた結果なんだけどー」
「ん?くれるの?」
「まぁ考えた結果…。」
「なに?」
「わー…たし?」
言ってしまった もうあとには引き返せない。
「…は?」
「ほら!普段私れにに対してちょっと冷たかったかなってだから今日ぐらいはその、ね!」
恥ずかしすぎて早口になってしまう。
「う、うん」
うわーどん引きされてるー
「ごめん、やっぱなかったことに!またちゃんとプレゼント考えて渡すね!」
「え」
「さてお風呂入ろうかな!れに先入る?それか私先に入ってもいいかな、じゃ!」
「ちょ」
会話を入れる隙も与えず私はお風呂場へ逃げる。
「失敗でしょぉーどうすんの。」
シャワーを浴びながらただただ反省
落ち込んだままお風呂場を出る。
れには椅子に座ってTVを見ていた。
「れに?お風呂空いたよ?」
恐る恐る話しかける。
「え?あ、うん。じゃあ行ってこよ。」
さっきの私の発言のせいか魂ここにあらずな返事をされる。
「うわーまじでやらかしなー。」
れにが出てきたら何もなかったように振舞おうと心に決める。
「はぁ、さっぱりした。」
「明日も早いし早く寝よっか。」
「髪乾かして。」
「は?」
「髪…。さっきプレゼントはわたしって。」
一気に顔が熱くなる。
「言ってたでしょ?だからいっぱい甘えるね♪」
「あ、あぁうん!」
いそいそとドライヤーを持ってきてれにの髪を乾かす。乾かしてる最中に少し顔を覗いてみると気持ちよさそうに目を閉じていた。
毛量の少ないれにはすぐ乾いて便利だ。
「ありがと♪」
「どういたしまして。」
「じゃあ寝よっか。そだ、せっかく相部屋になったんだし一緒に寝よ。」
「え、あ、うん。」
ついに きた
先にベットに入るれに
少し距離をとってもぐりこむ、わたし
「なんか緊張してる?w」
「別にぃ!」
「そうwwwねぇ、ぎゅってして。」
「う、うん。」
天井を見て硬直していた私は腕枕をして向かい合う。
「久しぶりな感じ。」
「そうだね。」
考えてみれば最近はプロモーションやレッスンやらでゆっくりする暇がなかった。
「やっと独占出来た♪」
そういって今まで以上にぎゅーっと抱きついてきた。
「痛いってw」
「安心したら眠くなってきた。」
「寝ていいよ、おやすみ。」
「おやすみ。」
妹コンビにアドバイスされたときは正直邪な考えしか浮かばなかったけど、実際れにが欲しかったものはこうことなんだなって少し申し訳なくなってしまった。
「ごめんね、誕生日おめでと。」
黄桃(おはよ!どうだった!?)
赤(このぉ思春期男子ども!!)
黄桃(え?)
三日前から期待の目で見られてる気がするのは私だけかな。
メンバー皆からのプレゼントは決まった、がしかしそれで済ませるのも可哀想だから何か私からプレゼントしようと考えてみるもなかなか思いつかない。
思い切って何か欲しいものはないか聞いてみるも
「夏菜子がくれるものならなんでも嬉しいよ!」
と申し訳ないが期待はずれの返事が来た。
「あぁもうどうしよ。」
実はもう今日は21日である。
「ねぇ玉井ーれにのプレゼント何がいいと思う?」
隣でお菓子を食べている玉井に聞いてみる。
「え?もう用意したじゃん。」
「皆からのは買ったけど個人的に何かプレゼントしたいなーって。」
「あーなるほどね。」
「ちっとも思いつかないや。」
「じゃあー、プレゼントはわ・た・し♪」
「言うと思った。」
「あwww」
だいたいれにと玉井の考えは一緒で思春期男子なんだよ。
「おかしいでしょ。」
「普段ツンツンしてるからこういう日だけはちょっと積極的になってデレるっていうギャップをね!」
「ちょっとどころじゃないしデレでもないしね。」
「喜ぶと思うよーw」
「喜ぶだろうねーw」
結局良いアドバイスを貰うことは出来なかった。
「あ、ねぇあーりん!れに助の誕生日プレゼント何がいいと思う?」
相変わらず私が頭を悩ませていると玉井があーりんをつかまえて聞いていた。
「夏菜子ちゃんかられにちゃんへのプレゼントでしょー?そうだなー」
一緒に考えてくれるなんて優しいメンバーだなとジーンときt
「プレゼントはわ・た・し♪」
「…。」
そういえば前にれにが「あーりんはむっつりスケベだ」って言ってたっけ。
「やっぱり?しおりもそれ言ったの!」
「高さんこういうの好きそう。」
「だよねー!」
なんか真っ先にこういう発言されるれにが心配になってくる。
「なんか物でないの?」
「えー飴?」
聞く相手間違えてるよなー
「飴ねぇ」
「年に一回だよ?」
「たまには自分から積極的に行ってあげなよー。」
「もしかしたら私のこと好きじゃないかもって思われちゃってるかもしれないよ?」
「こういうのはタイミングだからさ!」
「誕生日っていうきっかけ利用しなきゃ!」
妹コンビに捲くし立てられる夏菜子。
「え、あ、はい。」
私も頭が変になったかこのアイディアいいんじゃないか?と思い始めてしまった。
「よし!じゃ今夜頑張ってね!」
「はい!」
気付けば控え室には全員揃っていた。
仕事が始まる前にメンバー皆からプレゼントを渡す。
「うそ!ありがとう♪嬉しいー!」
「おめでとーおばさーん。」
「うるせぇーw」
メンバーからのプレゼントは喜んでもらえた。
今日一日いろんな人から祝福されて満足そうなれに。その笑顔が見れると私も自分のことのように嬉しくなる。
「「「「「お疲れ様でしたー!」」」」」
今日の仕事が終わり皆でホテルへ向かう。
「ちゃんと言うんだよ?」
「頑張ってね、夏菜子ちゃん!」
「う、うん。」
車から降り、ホテルへ向かう道すがら念を押されるが、正直すっかり忘れていたから今さら緊張してきてしまった。
部屋割りはいつものももたまいのはずだったが玉井が気を使ってあーりんと話したいことがあるからと私とれにが相部屋となった。
がちゃ
「やっぱ誕生日っていいね♪プレゼントもありがと。」
「喜んでもらえて良かったです。」
何のシュミレーションもしてなかったからどう言い出せばいいのか全く分からない!
「え、敬語?w」
「いや!間違えた。」
「間違えたってw変なのw」
「変だよねー。」
「何?本当にどうした?」
「あのー私プレゼント間に合わなかったんだよねー。」
「え?貰ったよ?」
「いや私からの。」
「そんな全然いいよ!これ貰えただけで十分♪」
そんなこと言われると言い出しにくいんだけど…
「で…いろいろ考えた結果なんだけどー」
「ん?くれるの?」
「まぁ考えた結果…。」
「なに?」
「わー…たし?」
言ってしまった もうあとには引き返せない。
「…は?」
「ほら!普段私れにに対してちょっと冷たかったかなってだから今日ぐらいはその、ね!」
恥ずかしすぎて早口になってしまう。
「う、うん」
うわーどん引きされてるー
「ごめん、やっぱなかったことに!またちゃんとプレゼント考えて渡すね!」
「え」
「さてお風呂入ろうかな!れに先入る?それか私先に入ってもいいかな、じゃ!」
「ちょ」
会話を入れる隙も与えず私はお風呂場へ逃げる。
「失敗でしょぉーどうすんの。」
シャワーを浴びながらただただ反省
落ち込んだままお風呂場を出る。
れには椅子に座ってTVを見ていた。
「れに?お風呂空いたよ?」
恐る恐る話しかける。
「え?あ、うん。じゃあ行ってこよ。」
さっきの私の発言のせいか魂ここにあらずな返事をされる。
「うわーまじでやらかしなー。」
れにが出てきたら何もなかったように振舞おうと心に決める。
「はぁ、さっぱりした。」
「明日も早いし早く寝よっか。」
「髪乾かして。」
「は?」
「髪…。さっきプレゼントはわたしって。」
一気に顔が熱くなる。
「言ってたでしょ?だからいっぱい甘えるね♪」
「あ、あぁうん!」
いそいそとドライヤーを持ってきてれにの髪を乾かす。乾かしてる最中に少し顔を覗いてみると気持ちよさそうに目を閉じていた。
毛量の少ないれにはすぐ乾いて便利だ。
「ありがと♪」
「どういたしまして。」
「じゃあ寝よっか。そだ、せっかく相部屋になったんだし一緒に寝よ。」
「え、あ、うん。」
ついに きた
先にベットに入るれに
少し距離をとってもぐりこむ、わたし
「なんか緊張してる?w」
「別にぃ!」
「そうwwwねぇ、ぎゅってして。」
「う、うん。」
天井を見て硬直していた私は腕枕をして向かい合う。
「久しぶりな感じ。」
「そうだね。」
考えてみれば最近はプロモーションやレッスンやらでゆっくりする暇がなかった。
「やっと独占出来た♪」
そういって今まで以上にぎゅーっと抱きついてきた。
「痛いってw」
「安心したら眠くなってきた。」
「寝ていいよ、おやすみ。」
「おやすみ。」
妹コンビにアドバイスされたときは正直邪な考えしか浮かばなかったけど、実際れにが欲しかったものはこうことなんだなって少し申し訳なくなってしまった。
「ごめんね、誕生日おめでと。」
黄桃(おはよ!どうだった!?)
赤(このぉ思春期男子ども!!)
黄桃(え?)