曖昧 赤×紫
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「ねぇ夏菜子ちゃんってさ、れにちゃんのこと好きだよね?」
「ぶっ!え、いきなり何?」
びっくりした。
新幹線での移動中に隣にいたあーりんにど直球な質問を浴びせられた。
「だって何かあればれにちゃんのこと呼ぶし、しおりんとれにちゃんがいちゃいちゃしてるとわざとらしいくらい目逸らして視界に入れないようにしてるし。」
「そんなことないと思うけど。(バレバレだ)」
「てか、二人ってもしかして付き合ってたりしてんの?」
「はぁ!?」
「声大きいからw」
「いや、ないでしょ。」
「そうなの?れにちゃんも夏菜子ちゃんへの束縛すごいしお互い好きなのかなって思ってた。」
れにからのアタックが強いのは薄々気付いてはいるけど他のメンバーへのスキンシップも激しいからなるべく本気と捕らえないように自分の気持ちに蓋をしている。
傷つくのが怖いんだ。
「だって、別に付き合おうなんて言われてないし…。」
「そ、そうなんだw」
そう、お互い好きなんだと思う。でも決定的な言葉は言わないから逃げてると思われても仕方ないこと。
ある日の控え室
「今日久しぶりに詩織ん家にお泊りするんだよねー♪」
今日も収録が遅くまでかかりそうだった為いつものようにホテルに泊まろうとしていたら詩織が泊まりにおいでよと誘ってくれたからお言葉に甘えてお邪魔することになった。
「いつ以来だっけー?」
「え?今日詩織ん家泊まるんだ!」
「そう♪あーりんもくれば?私が言えるセリフじゃないけどw」
「行きたいけどいきなりはママの許可絶対おりないし何より詩織ちゃんに悪いしねー?」
「何で?」「はぁ!?」
「またまたー。」
「こんにゃろー!」
「いやーー!」
なぜかキレた玉井はあーりんを追い掛け回しはじめた。
一緒のテーブルに座ってるはずのれにに目をやると黙って雑誌を読んでいた。
話は聞こえていたはずだしいつもなら会話に絶対入ってくるのに今は一切こっちを見ようとしない。
分かりやすい嫉妬
(なんなの?)
自分のことは棚に置いて、はっきりと言ってこないれににイライラしてきた。
「ねぇ。」
「何?」
雑誌から目を離しこちらを向くが、いつもならこっちまでつられて笑顔になる顔が今はない。
真顔のれにと顔を合わせる。
「今日玉井ん家泊まるんだ。」
「知ってる。さっき聞こえたよ?」
「なんかさ、怒ってる?」
「別に怒ってないよ。」
そう言うと再び雑誌に目を落とす。
「怒ってんじゃん!」
ついに堪忍袋の緒が切れた私は読んでいた雑誌を奪う。
「ちょっと!何?」
「…。」
「玉井ん家でもどこでも泊まりに行けばいいじゃん!別に付き合ってるわけでもなんでもないんだからいちいち私の許可はいらないでしょ!」
そんなこと言われたら言い返す言葉がなくなってしまう。
好きだっていってしまえばこんな問題起こらないのに。
いろいろもやもやしてしまい結局私の口から出た言葉は
「バカ!!」
そう言い放って雑誌をれにに投げつける。
「いった!暴力反対!」
「うっさい!高城がはっきりしないからでしょ!?」
「それはこっちのセリフですー!」
「もーーうるさい!」
近くで寝ていた有安が起きて私たちを睨みつける。
「そこのバカップルうるさいから!」
「「付き合ってない!!」」
「さっきから会話の内容がバカップルなの!!」
「「うっ」」
「何が付き合ってない!だよ。私眠いんだから静かにしてよ。」
「「はい。」」
お互い気まずそうに顔を見合わせるもすぐに目を逸らしれにはさっきぶつけられて床に落ちた雑誌を拾い再び読み始めた。
「目の前でそんな会話されたら嫉妬するに決まってんじゃん。」
ぽつりと言ってきた。
「何で?」
「…。」
やっぱり言わない。もう我慢の限界にきた。
私は立ち上がり大きな声で
「玉井ー!今日のご飯何かなー?」
すたすたと詩織たちの方へ向かう。
その後ろで怒ってるれにの声は一切聞こえない。私たちの関係は曖昧なまま。一応
緑(れに!うっさい!)
紫(だってー百田がー!)
「ぶっ!え、いきなり何?」
びっくりした。
新幹線での移動中に隣にいたあーりんにど直球な質問を浴びせられた。
「だって何かあればれにちゃんのこと呼ぶし、しおりんとれにちゃんがいちゃいちゃしてるとわざとらしいくらい目逸らして視界に入れないようにしてるし。」
「そんなことないと思うけど。(バレバレだ)」
「てか、二人ってもしかして付き合ってたりしてんの?」
「はぁ!?」
「声大きいからw」
「いや、ないでしょ。」
「そうなの?れにちゃんも夏菜子ちゃんへの束縛すごいしお互い好きなのかなって思ってた。」
れにからのアタックが強いのは薄々気付いてはいるけど他のメンバーへのスキンシップも激しいからなるべく本気と捕らえないように自分の気持ちに蓋をしている。
傷つくのが怖いんだ。
「だって、別に付き合おうなんて言われてないし…。」
「そ、そうなんだw」
そう、お互い好きなんだと思う。でも決定的な言葉は言わないから逃げてると思われても仕方ないこと。
ある日の控え室
「今日久しぶりに詩織ん家にお泊りするんだよねー♪」
今日も収録が遅くまでかかりそうだった為いつものようにホテルに泊まろうとしていたら詩織が泊まりにおいでよと誘ってくれたからお言葉に甘えてお邪魔することになった。
「いつ以来だっけー?」
「え?今日詩織ん家泊まるんだ!」
「そう♪あーりんもくれば?私が言えるセリフじゃないけどw」
「行きたいけどいきなりはママの許可絶対おりないし何より詩織ちゃんに悪いしねー?」
「何で?」「はぁ!?」
「またまたー。」
「こんにゃろー!」
「いやーー!」
なぜかキレた玉井はあーりんを追い掛け回しはじめた。
一緒のテーブルに座ってるはずのれにに目をやると黙って雑誌を読んでいた。
話は聞こえていたはずだしいつもなら会話に絶対入ってくるのに今は一切こっちを見ようとしない。
分かりやすい嫉妬
(なんなの?)
自分のことは棚に置いて、はっきりと言ってこないれににイライラしてきた。
「ねぇ。」
「何?」
雑誌から目を離しこちらを向くが、いつもならこっちまでつられて笑顔になる顔が今はない。
真顔のれにと顔を合わせる。
「今日玉井ん家泊まるんだ。」
「知ってる。さっき聞こえたよ?」
「なんかさ、怒ってる?」
「別に怒ってないよ。」
そう言うと再び雑誌に目を落とす。
「怒ってんじゃん!」
ついに堪忍袋の緒が切れた私は読んでいた雑誌を奪う。
「ちょっと!何?」
「…。」
「玉井ん家でもどこでも泊まりに行けばいいじゃん!別に付き合ってるわけでもなんでもないんだからいちいち私の許可はいらないでしょ!」
そんなこと言われたら言い返す言葉がなくなってしまう。
好きだっていってしまえばこんな問題起こらないのに。
いろいろもやもやしてしまい結局私の口から出た言葉は
「バカ!!」
そう言い放って雑誌をれにに投げつける。
「いった!暴力反対!」
「うっさい!高城がはっきりしないからでしょ!?」
「それはこっちのセリフですー!」
「もーーうるさい!」
近くで寝ていた有安が起きて私たちを睨みつける。
「そこのバカップルうるさいから!」
「「付き合ってない!!」」
「さっきから会話の内容がバカップルなの!!」
「「うっ」」
「何が付き合ってない!だよ。私眠いんだから静かにしてよ。」
「「はい。」」
お互い気まずそうに顔を見合わせるもすぐに目を逸らしれにはさっきぶつけられて床に落ちた雑誌を拾い再び読み始めた。
「目の前でそんな会話されたら嫉妬するに決まってんじゃん。」
ぽつりと言ってきた。
「何で?」
「…。」
やっぱり言わない。もう我慢の限界にきた。
私は立ち上がり大きな声で
「玉井ー!今日のご飯何かなー?」
すたすたと詩織たちの方へ向かう。
その後ろで怒ってるれにの声は一切聞こえない。私たちの関係は曖昧なまま。一応
緑(れに!うっさい!)
紫(だってー百田がー!)