黄「お久しぶりですぅ」

控えめにドアから顔を出せば部屋にいたメンバーはじめスタッフさんの目が一斉に私に向けられた

黄「うっ」

自粛期間を終え、久しぶりにメンバーに会うのは何故か少し緊張した

全員「うわぁーーー！お帰りーーーー！」

黄「ただいまぁ。ご迷惑おかけしました」

メンバーが駆け寄ってくれるが照れくさくてニヤニヤしてしまう

赤「めっちゃ働いたよ」

桃「そうそう玉さんの分まで」

黄「すいませんw」

次々と二人から嫌味wを言われいつものペースを掴む

黄「え、れにちゃん？大丈夫？」

全然話かけてこないれにちゃんを見ると必死に涙を耐えていて、話しかけたら首をぶんぶん横に振って「大丈夫じゃない」と訴えていた

赤「あ、泣くよ？泣くよ？」

夏菜子の言葉でついに大粒の涙がこぼれた

紫「たまぁぁぁぁぁぁあ」

黄「えぇ」

涙をぼろぼろこぼしながら抱き着てきたれにちゃんを受け止める

桃「大号泣wwww」

赤「数年ぶりの再会ですか⁉www」

紫「寂しかったよぉぉぉお」

黄「ぅ、うんw」

こんな反応がくるとは思わなくて戸惑う

桃「あれ？玉さんも？」

赤「え？え？泣きそう？」

黄「いやいやw」

桃「玉さんも寂しかったんだねー」

赤「良いグループだなwww」

黄「ただのもらい泣き！」

桃「まぁまぁ、そういうことにしといてあげる♪」

その日は一日、どこへ行くにもれにちゃんが背中に引っ付いていた

黄「トイレまで付いてこなくていいからー」

赤「今日は我慢しな」