過去拍手文
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
黄×赤
赤「あは、振られちゃった」
へラッと笑いながら報告してきた夏菜子は次第に目に涙を溜めてついにはボロボロと泣き出してしまった。
頭をがくんと落として下を向く君のこぼれ落ちる涙は頬には伝わらず床にポタポタと落ちていく
嬉しいことで涙を流すことはあっても辛いことで泣くことはめったにない夏菜子
可愛い顔も今は涙と鼻水でぐしょぐしょ
苦しそうに歪めた表情に私まで泣きそうになるから見ていられなくて肩を優しく引き寄せ背中を撫でてあげる
赤「私のほうが好きだもん」
黄「うん」
黄「…」
嗚咽交じりに発せられる言葉
れにちゃんは馬鹿だよ。私の好きな人をこんなに泣かせるなんて。
私も馬鹿だな、夏菜子の心はれにちゃんでいっぱいなのに懲りもせず好きなんて。
傷つくと分かっていても、どんな状況であれ一番近い存在でいたいと思ってしまう。
*
しばらくして落ち着いたのか顔を上げた夏菜子が「歳下に慰めてもらうなんてね」なんて無理に笑顔を見せて残酷な言葉を投げてくる
ごめんねと言いながら傍にあった自販機で奢ってくれた飲み物はれにちゃんがよく飲むドリンクだった
赤「あは、振られちゃった」
へラッと笑いながら報告してきた夏菜子は次第に目に涙を溜めてついにはボロボロと泣き出してしまった。
頭をがくんと落として下を向く君のこぼれ落ちる涙は頬には伝わらず床にポタポタと落ちていく
嬉しいことで涙を流すことはあっても辛いことで泣くことはめったにない夏菜子
可愛い顔も今は涙と鼻水でぐしょぐしょ
苦しそうに歪めた表情に私まで泣きそうになるから見ていられなくて肩を優しく引き寄せ背中を撫でてあげる
赤「私のほうが好きだもん」
黄「うん」
黄「…」
嗚咽交じりに発せられる言葉
れにちゃんは馬鹿だよ。私の好きな人をこんなに泣かせるなんて。
私も馬鹿だな、夏菜子の心はれにちゃんでいっぱいなのに懲りもせず好きなんて。
傷つくと分かっていても、どんな状況であれ一番近い存在でいたいと思ってしまう。
*
しばらくして落ち着いたのか顔を上げた夏菜子が「歳下に慰めてもらうなんてね」なんて無理に笑顔を見せて残酷な言葉を投げてくる
ごめんねと言いながら傍にあった自販機で奢ってくれた飲み物はれにちゃんがよく飲むドリンクだった