三角形 赤と紫、ときどき黄
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外はバケツをひっくり返したような雨が窓を叩きつけていて少し怖い
子供のころはなぜかワクワクして窓にずっと張り付いて眺めてた
大人になっていくと怖いものが変わっていくのかなーとか外を眺めながら黄昏る
私の右隣には夏菜子が、
そして私たちが座ってるソファを背もたれにして床に詩織が座っている
夏菜子を挟んで座るのが私たちのお決まりのポジションになっている
夏菜子は癖なのか詩織の髪をテレビを見ながら指先で弄る
こんなことでいちいちイラッとしないくらいには詩織はこの家に入り浸るようになっていた
人のこといえないけど…
頭を撫でられて気持ちよくなったのか頭をカクカクとし、うたた寝をしだす詩織
それを横目で確認し私は夏菜子の頬に軽くキスをする
「ちょっと、何!詩織いるから!」
「寝てるから大丈夫だって」
案の定詩織は相変わらず頭をコクコクと揺らし寝ていた
夏菜子がこっちを見たついでに口にキスをしようと迫る
「起きるから!」
心なしか小声で抵抗する夏菜子
「起きないよ……詩織?」
起こすように呼んでも起きる気配はないからたぶんもう多少のことでは起きないと思う
「ほら♪」
相変わらず夏菜子の右手は詩織の頭を触っていて、さすがにちょっとムッとしたから私に集中してほしくて無理矢理キスをした
最初は「ダメ」「起きる」と拒否していたけど結局受け入れてくれた
そしてお互いスイッチが入る
夏菜子も詩織の髪を弄っていた手をれにの顔に持っていこうとした
が、しかしまさかの指が髪を引っ張ってしまった
「痛」
目を覚ます詩織
「あーーーー!ちょっと何してんの!?マジ信じらんない!」
私たちの行為を目の当たりにし一気に目が覚め一息に文句を言ってくる
夏菜子はといえば顔を真っ赤にして下を向いてしまう
まぁ当たり前か…
私は自分から迫ったことだから夏菜子への少しの罪悪感と良い所で目を覚ました詩織への憤りでもう残念な気持ちになる
でもさすがにずっと顔を真っ赤にして下を向き続けるこの子を庇わないとマズイかなと冷静になる
「なんで起きんだよぉ、せっかくいいとこだったのにぃ」
「私いんのにそういうことするかぁ!?」
「今してたよ♪」
「うっざ!マジないわ!」
「だから詩織帰ればよかったんじゃん」
「はぁ?しなきゃいいじゃん!」
「それは無理だなー」
さっきのちょっと良い感じのムードはどこへやらいつものいい争いが始まる
「じ、じゃあ私お風呂行ってくる!」
この場から逃げるようにソファから立ち上がる夏菜子
「一緒に入る?」
「させるかーー!」
夏菜子が反応するより先に詩織が叫びながらプロレス技をしかけてきた
「っいたーーーー」
子供のころはなぜかワクワクして窓にずっと張り付いて眺めてた
大人になっていくと怖いものが変わっていくのかなーとか外を眺めながら黄昏る
私の右隣には夏菜子が、
そして私たちが座ってるソファを背もたれにして床に詩織が座っている
夏菜子を挟んで座るのが私たちのお決まりのポジションになっている
夏菜子は癖なのか詩織の髪をテレビを見ながら指先で弄る
こんなことでいちいちイラッとしないくらいには詩織はこの家に入り浸るようになっていた
人のこといえないけど…
頭を撫でられて気持ちよくなったのか頭をカクカクとし、うたた寝をしだす詩織
それを横目で確認し私は夏菜子の頬に軽くキスをする
「ちょっと、何!詩織いるから!」
「寝てるから大丈夫だって」
案の定詩織は相変わらず頭をコクコクと揺らし寝ていた
夏菜子がこっちを見たついでに口にキスをしようと迫る
「起きるから!」
心なしか小声で抵抗する夏菜子
「起きないよ……詩織?」
起こすように呼んでも起きる気配はないからたぶんもう多少のことでは起きないと思う
「ほら♪」
相変わらず夏菜子の右手は詩織の頭を触っていて、さすがにちょっとムッとしたから私に集中してほしくて無理矢理キスをした
最初は「ダメ」「起きる」と拒否していたけど結局受け入れてくれた
そしてお互いスイッチが入る
夏菜子も詩織の髪を弄っていた手をれにの顔に持っていこうとした
が、しかしまさかの指が髪を引っ張ってしまった
「痛」
目を覚ます詩織
「あーーーー!ちょっと何してんの!?マジ信じらんない!」
私たちの行為を目の当たりにし一気に目が覚め一息に文句を言ってくる
夏菜子はといえば顔を真っ赤にして下を向いてしまう
まぁ当たり前か…
私は自分から迫ったことだから夏菜子への少しの罪悪感と良い所で目を覚ました詩織への憤りでもう残念な気持ちになる
でもさすがにずっと顔を真っ赤にして下を向き続けるこの子を庇わないとマズイかなと冷静になる
「なんで起きんだよぉ、せっかくいいとこだったのにぃ」
「私いんのにそういうことするかぁ!?」
「今してたよ♪」
「うっざ!マジないわ!」
「だから詩織帰ればよかったんじゃん」
「はぁ?しなきゃいいじゃん!」
「それは無理だなー」
さっきのちょっと良い感じのムードはどこへやらいつものいい争いが始まる
「じ、じゃあ私お風呂行ってくる!」
この場から逃げるようにソファから立ち上がる夏菜子
「一緒に入る?」
「させるかーー!」
夏菜子が反応するより先に詩織が叫びながらプロレス技をしかけてきた
「っいたーーーー」