三角形 赤と紫、ときどき黄
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『あーつーいー』
お風呂上がりにソファに胡坐をかきながらアイスを食べるという至福の時を過ごしていたら勢いよくドアがが開いてタオルを一枚身体に巻きつけて入ってきたれに
スタスタと目の前を通り過ぎると扇風機へ一直線
『ふぅ~涼しい~』
私に背を向けて巻いているタオルの前をバッと開いて全身で扇風機の風に当りだした
パタパタと手を振るとちらちら見える下着
あ、今日はパンツ穿いてるんだ。なんて無意識のうちに確認。
周りに話したら確実に変態扱いされそう…でもあーりんなら同意してくれそうな気もする
「お尻見えてるよ」
『見せてんのー』
なんてプリプリお尻を振ってる姿を見て思うことは一つ
夏だなー
「ストリップみたいなことやめなよ」
この言葉がいけなかったのかタオルを巻き直してこちらに向くと不細工なストリップが始まった。
『どう?』
「ただのくねくねダンスだよそれ」
ひとしきり2人で笑い転げた後満足したのか『アイスあるよね?』と言ってそそくさと服を着るために部屋を出ようとする。
たしかにただのくねくねダンスだったけどね、ギリギリ見えそうで見えない下着だったり鎖骨、胸元は私を煽るには十分だった。
手にしているアイスをローテーブルに置いて私の前を通り過ぎるタオルの端をグイっと引っ張る
『っちょ!取れる』
それ狙ってるんだけど
片手で胸のあたりをおさえて落ちないようにしながら空いている手が私の手を掴んだ
お風呂上がりの手は熱くてアイスで冷やされた私の指にはちょうど良かった
すでにこの後の想像をしてたらそれが顔に出てたらしい
『ねぇニヤニヤしてんだけど』
「まさかー」
掴んでるタオルを引き寄せれば素直に寄ってくる。そりゃそうだよね、無理に抵抗した方がはだけるもん。
まぁそれはそれでいいかもしれないな
近くに来た腰に手を回して思いっきり引き寄せれば否応なしに私に跨る形になった。
『っ、待って。本当に恥ずかしい』
私の肩を押し返す力が強い
「今更?裸なんて何回も見てるから」
『この状況!』
「なるほどー」
れにの言葉を適当に流して太ももを撫であげる
「まだ熱いよ?」
『服着させて』
「すぐ脱ぐのに?」
『なに?このアイス、ブランデー入りとかなの!?』
「かもねー」
『どんだけお酒弱いの』
「もーうるさいなー」
腕の力が抜けた隙をついて素早く後頭部を捕まえて顔を寄せる
「どうする?本当に辞める?」
困惑していた眸が次第に期待に変わった