三角形 赤と紫、ときどき黄
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
自分がこんに臆病だとは思わなかった。
れにのこととなると途端に…皆には見せられないね、こんな自分。
暗い部屋にカーテンの隙間から月の明かりが入りこむ
一つのベットに潜りこみ背中にはいつものようにれにの温もりを感じていても何故か物足りなくて
好きになるってこんなに苦しいんだね、いっそのこと嫌いになりたい。
「人を好きになるといらない心配をするんだよ。今を楽しまなきゃいけないのに、将来の不安やこんな私のどこがいいのかなーとか…この人でいいのかなーとか」
『ちょっ待ってよ、大丈夫?なんかあった?』
たまに湧き上がるこの不安定な心は底なし沼のようにもがけばもがくほど引きずられて息が出来ない。
いつもならなんとか目を瞑って1人で耐えてきた
なのに今日は手を精一杯上に伸ばして誰かに、れにに引き上げてもらいたかった。
『てか何気に失礼なこと言うよねwもう本当に乙女!』
やっぱりめんどくさい女だと思われたと言ってから後悔した。
『私だって別れてやるとか嫌いって思う日はあるけどさぁ』
「なにそれ」
軽い口調でも悲しくなって乾いた笑いが漏れる
『でもいざ、じゃあ別れる?って考えるとやっぱ嫌だし誰かの隣にいる夏菜子を見るのは辛いから。…私は何があっても好きでいるから大丈夫だよ、それは変わらない』
「なんでそんな自信満々なの?」
『んーなんでだろうね、分かんない』
「分かんないって」
『ただ…夏菜子が不安に感じてるんだったらそれは私のせいだし、一緒に堕ちたら助けられないじゃん?』
私が勝手にネガティブになってるだけなのになんでこんなに優しいんだろう
顔が見たくなって身体を反転させて向かい合う
『今夏菜子が感じてるその不安をなくしてあげたいって思ってるよ。私の言葉でそれがなくなるなら何回でも好きって言うから』
目を見ると眠いのかふにゃふにゃな口調で私を喜ばせる
「うん」
『少しはましになった?』
「うん」
『よかった』
「れには?ないの?こういうよく分からない不安に押しつぶされそうになる時」
『ないことはないけどぉ』
「これからは言ってよ」
『うーん、でもこうやって向かい合って話してるとなんか幸せになって不安とかどっかいっちゃうんだよね』
「単純」
『私もそうおもう』
へへっと笑うれに
れには自分の思ったことをちゃんと言葉にしてくれる。それって出来そうで出来なくて
その訳のわからない自信に私は守られてる
「明日何時起きだっけ?」
『8時』
「じゃあゆっくりだね」
『夏菜子は?』
「同じ時間に起きるよ」
『わかった』
あっという間に聞こえてくる寝息に少し苦笑してしまう。まぁ勝手に盛り上がってるのは私だけだけど…腰に回されてる腕に自分の手を添える。
「おやすみ」
『ん~』
返事の代わりに腕にきゅっと力がこもったのが伝わる。
いくら心配してもしつくすことなんてないけど、そのたびれにの言葉が私を底から救いだしてくれるだろう。
そしたら今度は私があなたを幸せにしてあげるから
れにのこととなると途端に…皆には見せられないね、こんな自分。
暗い部屋にカーテンの隙間から月の明かりが入りこむ
一つのベットに潜りこみ背中にはいつものようにれにの温もりを感じていても何故か物足りなくて
好きになるってこんなに苦しいんだね、いっそのこと嫌いになりたい。
「人を好きになるといらない心配をするんだよ。今を楽しまなきゃいけないのに、将来の不安やこんな私のどこがいいのかなーとか…この人でいいのかなーとか」
『ちょっ待ってよ、大丈夫?なんかあった?』
たまに湧き上がるこの不安定な心は底なし沼のようにもがけばもがくほど引きずられて息が出来ない。
いつもならなんとか目を瞑って1人で耐えてきた
なのに今日は手を精一杯上に伸ばして誰かに、れにに引き上げてもらいたかった。
『てか何気に失礼なこと言うよねwもう本当に乙女!』
やっぱりめんどくさい女だと思われたと言ってから後悔した。
『私だって別れてやるとか嫌いって思う日はあるけどさぁ』
「なにそれ」
軽い口調でも悲しくなって乾いた笑いが漏れる
『でもいざ、じゃあ別れる?って考えるとやっぱ嫌だし誰かの隣にいる夏菜子を見るのは辛いから。…私は何があっても好きでいるから大丈夫だよ、それは変わらない』
「なんでそんな自信満々なの?」
『んーなんでだろうね、分かんない』
「分かんないって」
『ただ…夏菜子が不安に感じてるんだったらそれは私のせいだし、一緒に堕ちたら助けられないじゃん?』
私が勝手にネガティブになってるだけなのになんでこんなに優しいんだろう
顔が見たくなって身体を反転させて向かい合う
『今夏菜子が感じてるその不安をなくしてあげたいって思ってるよ。私の言葉でそれがなくなるなら何回でも好きって言うから』
目を見ると眠いのかふにゃふにゃな口調で私を喜ばせる
「うん」
『少しはましになった?』
「うん」
『よかった』
「れには?ないの?こういうよく分からない不安に押しつぶされそうになる時」
『ないことはないけどぉ』
「これからは言ってよ」
『うーん、でもこうやって向かい合って話してるとなんか幸せになって不安とかどっかいっちゃうんだよね』
「単純」
『私もそうおもう』
へへっと笑うれに
れには自分の思ったことをちゃんと言葉にしてくれる。それって出来そうで出来なくて
その訳のわからない自信に私は守られてる
「明日何時起きだっけ?」
『8時』
「じゃあゆっくりだね」
『夏菜子は?』
「同じ時間に起きるよ」
『わかった』
あっという間に聞こえてくる寝息に少し苦笑してしまう。まぁ勝手に盛り上がってるのは私だけだけど…腰に回されてる腕に自分の手を添える。
「おやすみ」
『ん~』
返事の代わりに腕にきゅっと力がこもったのが伝わる。
いくら心配してもしつくすことなんてないけど、そのたびれにの言葉が私を底から救いだしてくれるだろう。
そしたら今度は私があなたを幸せにしてあげるから