三角形 赤と紫、ときどき黄
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朝ドラ期間中
突然ぽっかり出来たオフ
久しぶりに自分の部屋でゆっくりしたかったから一番近い新幹線のチケットを取って荷物も適当に急いで乗り込んだ
実家でも良かったんだけど部屋の掃除もしたいし東京まで戻ることにした
毎日慣れない日々にももクロとしての自分で正直身体はヘトヘトでオフと聞いた瞬間心の中で神様に感謝したくらい
席についてふぅーと一息、目を閉じればそのまま深く意識が沈んでいく感覚
――――
トントン
「着いたよ」
「んあ」
一緒に帰っていたマネージャーさんが起こしてくれたときには既に新幹線は止まっていた
「あとよだれ拭いて」
「ふふっ」
「ふふ」じゃないよーw」
次々と周りの乗客が降りていき、私たちは最後にゆっくり降りた
「じゃあ明日の最終か明後日の朝一どっちにする?」
「明日の最終の新幹線に乗ります」
「分かった、じゃあ気をつけて帰って。お疲れ様」
「はい、お疲れ様でした~」
帰ったらお風呂入って…何しよっかなー♪あ、お腹空いてるしなんか買ってかなきゃ
久しぶりの丸一日のオフと分かるだけで元気になってしまう
道中、スーパーに寄って出来合いの物を買った
一応部屋は綺麗にして出てきたからそこまで埃も積もってない!…といいけど(汗
バッグから鍵を取り出してドアを開ける
玄関の電気を点けて奥へと進んでいく
「んあー!久しぶりの部屋だぁ!」
リビングの扉を開けて手探りで電気を点けた
「…!!」
びっくりしすぎて声が出なかった
「なんで?」
何故かれにがソファに横になって寝ていた
無意識に音をたてないようにしてしまう
自分の部屋なのにw
明かりを点けても起きないから相当深い眠りなんだろう
電気もつけないなんていつから寝てんの?w
いろいろ思うことはあるけどとりあえず荷物を寝室に持っていき、部屋着に着替えることにした
「あれー?パーカーがない…」
いつも着るやつだからすぐ手にとれるところに置いておいたはずなのに見当たらず
仕方がないから別のを引っ張り出した
リビングに戻ると相変わらずさっきと同じ態勢で寝ていた
「私いないんだから家帰ればいいのにw」
喉が渇いたと思ってキッチンへ向かう
そういえばむこうに行く前に全部処分したんだったと思いながらもしかしたら捨て忘れてる物もあるんじゃないかと冷蔵庫を開けてみる
「あれ…揃ってる」
いつも常備している飲み物がちゃんとそこにはあった
振り返ってれにを見つめる
部屋を見渡すと飲みかけのコップがあったり生活感はあるものの私が想像していた埃とかの汚れは気にならなかった
れにの元へ行き、目線を合わせるようにソファに顎を乗せる
手を合わせてそれを枕にして寝ている彼女の頬を軽く突くと僅かに口元がもごもご動く
「掃除しにきてくれてたんだ、ありがと」
意外と甲斐甲斐しいところがあるよねー
「あ…」
れにの格好を見ると私が探していたパーカーを着ていた
なんとも言いようのない多幸感が一気に湧き上がる
ポケットから携帯を取り出しながら玄関先へと向かう
「もしもし、お疲れ様です。さっき明日の夜に新幹線乗るって言ったんですけど明後日の朝でもいいですか?……ありがとうございます!…はい、おやすみなさーい」
リビングに戻ると驚いた顔をしたれにと目が合って笑ってしまう
「ブスw」
「え、なんでいんの?」
「急にお休みになったの!れには?明日仕事?」
「あーうん。夕方から…」
いまだ思考が追いついていないのか寝ぼけた声
「私も明後日の朝一でまた戻んなきゃいけないんだけどね」
「そっか」
一瞬しんみりとした空気になる
そんな感傷に浸ってる時間はもったいないんだ!
私は片肘をたてて上半身だけを起こしたれにとソファの間に勢いよく入り込む
「ちょっ落ちる!」
「あははは」
思いっきり後ろから抱き着いてれにの存在を確かめる
お互い無言の時間がながれる
もしかしてそのまま寝ちゃったんじゃないかって心配になってぎゅっとキツく抱きしめると「うっ」とうめき声が聞こえたから起きてるんだろうw
「ねぇこのパーカー私のでしょ」
「あ、バレた?w」
「バレるわ!なんで自分の着ないの?」
「うーん…なんとなく?」
「なんとなくねー」
「そ、なんとなく」
これ以上追求しても天邪鬼だから聞きたい言葉は言ってくれなそう
「まぁいいや、そうだ!お腹すいてる?」
「空いてる!」
「はやwご飯買ってき…ってまさかいると思ってなくて一人分しかないや」
「なんだ~適当につくろ」と呟きながら身体を起こそうとするのを引っ張って抱きしめなおす
もうすこしこのままで
突然ぽっかり出来たオフ
久しぶりに自分の部屋でゆっくりしたかったから一番近い新幹線のチケットを取って荷物も適当に急いで乗り込んだ
実家でも良かったんだけど部屋の掃除もしたいし東京まで戻ることにした
毎日慣れない日々にももクロとしての自分で正直身体はヘトヘトでオフと聞いた瞬間心の中で神様に感謝したくらい
席についてふぅーと一息、目を閉じればそのまま深く意識が沈んでいく感覚
――――
トントン
「着いたよ」
「んあ」
一緒に帰っていたマネージャーさんが起こしてくれたときには既に新幹線は止まっていた
「あとよだれ拭いて」
「ふふっ」
「ふふ」じゃないよーw」
次々と周りの乗客が降りていき、私たちは最後にゆっくり降りた
「じゃあ明日の最終か明後日の朝一どっちにする?」
「明日の最終の新幹線に乗ります」
「分かった、じゃあ気をつけて帰って。お疲れ様」
「はい、お疲れ様でした~」
帰ったらお風呂入って…何しよっかなー♪あ、お腹空いてるしなんか買ってかなきゃ
久しぶりの丸一日のオフと分かるだけで元気になってしまう
道中、スーパーに寄って出来合いの物を買った
一応部屋は綺麗にして出てきたからそこまで埃も積もってない!…といいけど(汗
バッグから鍵を取り出してドアを開ける
玄関の電気を点けて奥へと進んでいく
「んあー!久しぶりの部屋だぁ!」
リビングの扉を開けて手探りで電気を点けた
「…!!」
びっくりしすぎて声が出なかった
「なんで?」
何故かれにがソファに横になって寝ていた
無意識に音をたてないようにしてしまう
自分の部屋なのにw
明かりを点けても起きないから相当深い眠りなんだろう
電気もつけないなんていつから寝てんの?w
いろいろ思うことはあるけどとりあえず荷物を寝室に持っていき、部屋着に着替えることにした
「あれー?パーカーがない…」
いつも着るやつだからすぐ手にとれるところに置いておいたはずなのに見当たらず
仕方がないから別のを引っ張り出した
リビングに戻ると相変わらずさっきと同じ態勢で寝ていた
「私いないんだから家帰ればいいのにw」
喉が渇いたと思ってキッチンへ向かう
そういえばむこうに行く前に全部処分したんだったと思いながらもしかしたら捨て忘れてる物もあるんじゃないかと冷蔵庫を開けてみる
「あれ…揃ってる」
いつも常備している飲み物がちゃんとそこにはあった
振り返ってれにを見つめる
部屋を見渡すと飲みかけのコップがあったり生活感はあるものの私が想像していた埃とかの汚れは気にならなかった
れにの元へ行き、目線を合わせるようにソファに顎を乗せる
手を合わせてそれを枕にして寝ている彼女の頬を軽く突くと僅かに口元がもごもご動く
「掃除しにきてくれてたんだ、ありがと」
意外と甲斐甲斐しいところがあるよねー
「あ…」
れにの格好を見ると私が探していたパーカーを着ていた
なんとも言いようのない多幸感が一気に湧き上がる
ポケットから携帯を取り出しながら玄関先へと向かう
「もしもし、お疲れ様です。さっき明日の夜に新幹線乗るって言ったんですけど明後日の朝でもいいですか?……ありがとうございます!…はい、おやすみなさーい」
リビングに戻ると驚いた顔をしたれにと目が合って笑ってしまう
「ブスw」
「え、なんでいんの?」
「急にお休みになったの!れには?明日仕事?」
「あーうん。夕方から…」
いまだ思考が追いついていないのか寝ぼけた声
「私も明後日の朝一でまた戻んなきゃいけないんだけどね」
「そっか」
一瞬しんみりとした空気になる
そんな感傷に浸ってる時間はもったいないんだ!
私は片肘をたてて上半身だけを起こしたれにとソファの間に勢いよく入り込む
「ちょっ落ちる!」
「あははは」
思いっきり後ろから抱き着いてれにの存在を確かめる
お互い無言の時間がながれる
もしかしてそのまま寝ちゃったんじゃないかって心配になってぎゅっとキツく抱きしめると「うっ」とうめき声が聞こえたから起きてるんだろうw
「ねぇこのパーカー私のでしょ」
「あ、バレた?w」
「バレるわ!なんで自分の着ないの?」
「うーん…なんとなく?」
「なんとなくねー」
「そ、なんとなく」
これ以上追求しても天邪鬼だから聞きたい言葉は言ってくれなそう
「まぁいいや、そうだ!お腹すいてる?」
「空いてる!」
「はやwご飯買ってき…ってまさかいると思ってなくて一人分しかないや」
「なんだ~適当につくろ」と呟きながら身体を起こそうとするのを引っ張って抱きしめなおす
もうすこしこのままで