三角形 赤と紫、ときどき黄
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「あーどうしよ」
とりあえず近くのコンビニまで来た
ちなみに言うとTシャツに短パン、サンダルというもろ部屋着
帰るに帰れないのは夏菜子と喧嘩したから
事の発端なんて本当些細なこと
でもお互い意地を張って引くに引けなくなって私は部屋から逃げ出た
「失敗したな~」
何も持たないで出てきたから一文無しである
ゆえに自分の家にも帰れない
「このまま朝まで…いやいや無理無理!…でもなぁ」
自分の計画性のなさを恨んだ
さすがに何も買わないで何時間もコンビニにいれないからそーっと出ていく
目的もなく散歩するのは得意だけど夜はさすがに心細い
自然と夏菜子のマンションにたどり着く
外から部屋を見上げると電気は点いてる
「きまず」
帰ってきたもののなかなかそこから足が進まない
ウロウロとマンションの前を歩いてても不審者と思われかねない
「まだちょっと心の準備が…」
取り合えずはエントランスを抜け―
素直に部屋には戻れず非常階段へ行くw
誰も来ないことを願いながら階段に座り込む
「なんて謝ろう…」
喧嘩の発端から原因を思い返し、必死に謝罪台詞を考えてたら下のほうからドタバタと足音がした
ヤバッ誰か来る!
住民ですよ~とアピールしようと慌てて立ち上がる
「―いた」
「え?」
びっくりした―
息を切らして汗だくの夏菜子がいた
「ねぇ心配したんだけど!どこにもいないし」
「ごめん…なさぃ」
まさか心配されてるとは思わなくて呆気にとられる
「もう、ほんと…。いいから部屋帰ろう」
「うん」
「これからは喧嘩しても出てかないで」
「はい」
手を引かれ歩く
その背中は汗が滲んでて申し訳ない気持ちでいっぱいになる
「ごめんね」
「もういいから」
心配させたことの申し訳なさの傍ら、心配されたことの嬉しさがふつふつと湧き上がる私は酷いのかな?
とりあえず近くのコンビニまで来た
ちなみに言うとTシャツに短パン、サンダルというもろ部屋着
帰るに帰れないのは夏菜子と喧嘩したから
事の発端なんて本当些細なこと
でもお互い意地を張って引くに引けなくなって私は部屋から逃げ出た
「失敗したな~」
何も持たないで出てきたから一文無しである
ゆえに自分の家にも帰れない
「このまま朝まで…いやいや無理無理!…でもなぁ」
自分の計画性のなさを恨んだ
さすがに何も買わないで何時間もコンビニにいれないからそーっと出ていく
目的もなく散歩するのは得意だけど夜はさすがに心細い
自然と夏菜子のマンションにたどり着く
外から部屋を見上げると電気は点いてる
「きまず」
帰ってきたもののなかなかそこから足が進まない
ウロウロとマンションの前を歩いてても不審者と思われかねない
「まだちょっと心の準備が…」
取り合えずはエントランスを抜け―
素直に部屋には戻れず非常階段へ行くw
誰も来ないことを願いながら階段に座り込む
「なんて謝ろう…」
喧嘩の発端から原因を思い返し、必死に謝罪台詞を考えてたら下のほうからドタバタと足音がした
ヤバッ誰か来る!
住民ですよ~とアピールしようと慌てて立ち上がる
「―いた」
「え?」
びっくりした―
息を切らして汗だくの夏菜子がいた
「ねぇ心配したんだけど!どこにもいないし」
「ごめん…なさぃ」
まさか心配されてるとは思わなくて呆気にとられる
「もう、ほんと…。いいから部屋帰ろう」
「うん」
「これからは喧嘩しても出てかないで」
「はい」
手を引かれ歩く
その背中は汗が滲んでて申し訳ない気持ちでいっぱいになる
「ごめんね」
「もういいから」
心配させたことの申し訳なさの傍ら、心配されたことの嬉しさがふつふつと湧き上がる私は酷いのかな?