黄昏時に
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身体が重い だるい
先日の雨に濡れて熱を出してしまったようだ
今日は本来なら佐助とのデートのはずだったが、頭がぼーっとして行けそうにない。何とかLIMEをすると意識を手放した
カタカタ トントントンッ
何やら音が聞こえ瞼を開けた
心なしかいい匂いもする
「…ん?わたしどれくらい寝てたんだろう」
まだ覚醒しきれてない頭を回転させながら最後にスマホで見た時間から3時間は経っていることを確認する
かなり寝ていた事に驚きつつも次にこの匂いと音の正体に疑問を抱いたその時
ガチャッ
自室のドアが開く
「…あれ?起こしちゃった?」
そこにはここに居ないはずの佐助が立っていた
「…え?なんで佐助くんがいるの」
キョトンとした顔で尋ねると
「そりゃーあんなLIME貰ったらいても経ってもいられないでしょ!熱は測った?食欲は?何か欲しいものはある?」
次々に繰り出される質問にまるで母の様だと思いながらクスッと笑う
「熱は朝に比べたら無さそうだよ。起きてから何も食べてないからお腹は空いてるかな。」
そう応えると少し溜息をもらし
「ふぅ。確かに俺様が来た時よりかは顔色は良くなってそうだね。雑炊作ったから持ってくるよ。その間にお熱測りなさい。卵雑炊なんだけど食べられる?」
やはり母の様だと笑いながら頷くと、何笑ってるのーと呆れながら台所の方に行ってしまった
ベット脇の棚から体温計を出し、熱を測る
ピピッ
計測が出来た様で確認すると37.8℃だった
そうこうしてる間に佐助が器を持って戻ってきた
いい匂いが部屋中に広がる
「熱どうだった?…37.8℃か。まだ少し高いね。ご飯食べたらすぐ薬飲んで寝るんだよ」
コクリと頷いて器を貰おうとすると、フイっと高く掲げられる
疑問に思って首を傾げると
「俺様が、あーんしてあげる」
「え。……ええ!?大丈夫自分で食べれる!」
ワタワタと熱でなのか照れてなのかわからない赤い顔を左右に振る
「はぁ…。今日のデート楽しみにしてたんだけどなぁ」
「ゔ」
痛いところを突かれる
「それじゃ、あーん」
とてもいい笑顔でレンゲを口に運んでくる
覚悟を決めて口を開け、パクッと食べる
「どう?俺様特製スペシャル卵雑炊のお味は」
「…すごく美味しい」
あっさりとしてながらもコクがあり小さい頃に母が作ってくれた味を思い出す。
美味しさに感動しているとあっという間に完食してしまった
食事後佐助から風邪薬と水を手渡されグッと飲み込む
「ごちそうさまでした。本当に美味しかった。今日はごめんね?折角のデートだったのに風邪ひいちゃって…。しかも看病まで」
「お粗末さまでした!気にしないで。デートはいつでも出来るし、俺様はいいとこ見せられたんだから役得〜ってね。」
おどけた様に笑いかけられ釣られて笑う
「さ!熱もまだあるんだし寝た寝た!洗い物もやっとくからゆっくり休みな。」
そう言うと佐助は多少強引に私をベッドに寝かすと目を自身の手で覆った
「え?え??」
突然視界が暗くなり、戸惑っていると
「早く寝て元気になって。そしたらまた今日のリベンジデートしようね」
耳元で佐助の低く落ち着いた声が聞こえる
静かに頷き目を閉じる。ご飯を食べて多少熱が上がった様だ。ぼーっとしてきて次第に意識を手放した
スゥ…スゥ…
静かに寝息を立てる
「…寝たかな?」
規則正しく寝息を立てる姿を確認するとおでこに優しくキスを落とす
「さて、洗い物でもしますか!」
佐助はそう言うと鼻歌を歌いながら台所へと姿をけした