✙〜トライアングル〜✙

-…シュイン…-

転送音と共に、俺、「ハセヲ」はこの世界(The World)に足を踏み入れた…。

さすがに初めて来た時みたいなドキドキ感や、ワクワク感はもうねぇけどな…


少し昔を懐かしみ、歩き始めると…聞き慣れた声が俺を呼んだ……。



「ハセヲさん、お早うございます♪こんな朝早くに居らっしゃるなんて珍しいですね^^*」



∑?!この声は……
俺は恐る恐る、その声の方に体を向けた…

「ア、アトリ?!:」

「はい、そうですよ?お早うございます♪私じゃ…何かイケなかったですか……?」

「い、いや、んな事はねぇよ…?:あ、あぁ、お早ようだな……(汗)」

「そうですか、それは良かったです♪^^*」

コイツはアトリ。職業は見ての通り、呪療士(ハーヴェスト)だ。髪は金髪で、その髪の色と合うような緑の服を着ている。
背中には羽マントみたいなのを付けていて、頭にはトレードマークのようなデカイ帽子を被っている。
人混みに紛れてもすぐに目立ちそうな格好だな。
性格は……自分の目で確かめてくれ……(泣)


「ところでハセヲさん、今日は一体何をなさるのですか?」

「あぁ?何で、そんな事聞くんだよ…?」

「いえ、ハセヲさんが早起きをしているものですから、今日は何かあるのかなぁ~と思いまして♪」

「おい、お前……絶ッテェ喧嘩売ってるだろ?(コイツには寝落ちしたなんて死んでも言えねぇ!:)」

「いいえ、そんな事無いですよ~♪^^*∑あ、ハセヲさんお暇なのでしたら、今からご一緒に冒険に行きませんか?」

「(絶対喧嘩売ってやがる…)あいにく、俺は暇じゃねぇよ……で場所は何処だ?」

「そうですか……はい、えっと場所はですね……Δ隠されし 禁断の 聖域 ですよ^^」

「(グリーマ・レーヴ・大聖堂だと?!?!:)
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