✙〜トライアングル〜✙
ともかく、迷ってる暇なんかなかった。俺はアトリに隠れるように指示を出し、アバター(憑神)を呼び出した。
「こい・・・!こいよ・・・スケェエエェーイスっっ!!!」
………………………………
戦いは激闘の末に終わった。
「はぁはぁ、志乃…!」
"志乃"はにこりと微笑み消えていった。
「志乃…!ちくしょーっ!!!俺は、俺は、また…!」
ー…お前を守れなかった…ー
「ハセヲさん…」
俺は、志乃を守れなかった罪悪感でいっぱいの時に、不意に後ろから俺を呼ぶ声が聞こえた。
「アト、リ…?」
「はい…あの、ハセヲさん…いきなりですが!」
「…な!?」
アトリにバッと後ろから抱き着かれ、後ろから優しく囁かれる。
「辛い時は、泣いても良いんです…だって、ハセヲさんは人間じゃないですか…?」
「っ!!ば、馬鹿かお前!誰が…泣くかよ…」
俺はアトリが紡いだ言葉に堪えたものが、全部吐き出てしてしまいそうになった。
「ハセヲさん…」
「俺、絶対志乃を助けて見せるからな…?」
「はい…」
俺が身震いが止まるまで、アトリは俺を抱きしめていてくれた。
~END~
「こい・・・!こいよ・・・スケェエエェーイスっっ!!!」
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戦いは激闘の末に終わった。
「はぁはぁ、志乃…!」
"志乃"はにこりと微笑み消えていった。
「志乃…!ちくしょーっ!!!俺は、俺は、また…!」
ー…お前を守れなかった…ー
「ハセヲさん…」
俺は、志乃を守れなかった罪悪感でいっぱいの時に、不意に後ろから俺を呼ぶ声が聞こえた。
「アト、リ…?」
「はい…あの、ハセヲさん…いきなりですが!」
「…な!?」
アトリにバッと後ろから抱き着かれ、後ろから優しく囁かれる。
「辛い時は、泣いても良いんです…だって、ハセヲさんは人間じゃないですか…?」
「っ!!ば、馬鹿かお前!誰が…泣くかよ…」
俺はアトリが紡いだ言葉に堪えたものが、全部吐き出てしてしまいそうになった。
「ハセヲさん…」
「俺、絶対志乃を助けて見せるからな…?」
「はい…」
俺が身震いが止まるまで、アトリは俺を抱きしめていてくれた。
~END~