【✙〜甘い憂鬱〜✙】












『ハァハァ…』



私はソロイさんの部屋を飛び出してから暫く走っていた。


『はぁ~随分 走って来ちゃった…』



近くにある柱を背に持たれ乱れた呼吸を整える。



『…私 どうしてあんな事…可笑しいの……』








ソロイさんが私の事を心配してくれて嬉しかった。



-そう とても…



なのに……



手で胸を押さえた



『…まだドキドキしてる
うわぁ~顔も熱いよ~///私どうしちゃったの~##6P##』

頭がクラクラする
心臓もさらに鼓動を速めていく。



『…ふぇ…?』


急に視界がぐるりと一回転した。
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