✙〜閣下と陛下〜✙

…駆け落ちした二人は
長い道を歩き続け追っ手の届かない辺境の地にたどり着いた…


『大丈夫か。ユーリ?』


『…少し疲れたかも』

陛下は苦笑いをした


『宿で休もう』


疲れた体を休めるべく宿に向かった。





『…すみません。あの、
部屋が一室しか空いていなくて…それでその…ベットも一つしか無いのですが……』


『…ベットが一つ…どうするグェンダル?他の宿当たる?』


『…構わん』


『え?グェンダル…』


『ありがとうございます
ごゆっくりどうぞ~』

陛下達は疲れた体を休めるべく部屋に向かった。
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