✙〜閣下と陛下〜✙

『橋なんか作っても隣村まで水を汲みに一日に何回も往復しないといけなくなるだろうが!!』


『それがどうした!?』

『そんな事をするより工事をして隣村から水を引いてきた方がよっぽどマシだと俺は思うね!』


『……っ!!』

グェンダルは目を見開いた瞬間、掴んでいた胸倉を放した。


『ゲホッゴホッ!!…うぅ~
死ぬかと思った…(-.-;)
…おい。グェンダル?』


『……驚いたな。そんな事、今まで考えもしなかった。…なるほど良い案だ。早速その案を提出しょう』


『だろ♪あっそれと俺、今からその村に行くから。』

『何(?_?)』
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