片想いからの
夢小説設定
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初めまして瑞希です。
私はここ、桃源学園に通う高等部1年です。
実は私には只今片思い中の人がいます。
それは幼馴染みであり、クラスメイトの悟空。
始めは只の幼馴染みっていうか、弟としか思ってなかったんだけど――。
「なぁ、瑞希!聞いてんのか?」
『え?あ、ゴメン聞いてなかった。何?』
「だから今日夜八戒居なくて飯作ってくれるヤツいねぇンだって!」
『だから作れと?』
私は悟空の家(と言っても隣の家なんだけど)に行ける!とかいう感情を、なんとか押し殺して嫌そうな顔をして言ってみた。
「だって瑞希の料理って美味ぇじゃん!」
嬉しい事言ってくれるじゃないか。
でも他にも作ってくれそうな人居るんじゃなかった?
『私より上手い人いるでしょ。例えば悟浄の複数の彼女とか』
「前に悟浄が呼んだんだけど三蔵がキレて大変だった」
手に取る様に解るわ…。
前に騒がしかった(毎日騒がしいケド…)のはその所為か。
あんまり煩かったからあの時怒鳴り込みに行こうとしたんだよね。
『それで私に…ね。八戒1回家帰んないの?』
「うん」
『…‥はぁ。仕様がない。 作りに行ってあげるよ』
八戒にはいつもお世話になってるし、たまには恩返ししないとね