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ある昼下がり、次の町までまだあると言うのに食料は日用品等が切れかけている事に気付き、少し寄り道をして小さな村に辿り着いた私達三蔵一行。
早々に宿屋を見付け、今は大人組にチェックインを済ませてもらい、ペット可なのか分からなかったので悟空と私は白竜と共に外で待機である。
「瑞希ってさ、悟浄の事嫌い?」
突然そんな事を聞かれて、少し黙ってしまう。
ここに話題の中心が居ない事に安堵するが、流石の悟空でも本人の前でそんなあからさまに聞いたりはしないだろうと思い直して、悟空に目を向けた。
「どうして?」と問えば、
「確かに三蔵とか八戒にも似た感じだけど、悟浄にはもっと…なんて言うか…」
そこまで言って頭を抱えてしまった。
きっと表現しにくいんだろう。
『よそよそしい?』
「そうそう!そんな感じすんだよなぁ」
『嫌い…ではない、かな』
「そっか…それならいいんだけどさ。なんかあったら言えよな?」
『うん、ありがとう、悟空』
そう、嫌いではない。
嫌いではないんだけど、最近よくちょっかいかけられたりして苦手意識みたいなのは芽生え始めていた。
これからも一緒に旅するし、仲間として戦闘ともなれば心強いものの、男性としては少し苦手で距離を置いている。
このままではいけないと思いつつも何も改善出来ずにいた。
悟空が気付いたって事は、他の2人も…なんなら悟浄本人も気付いてるんだろうな…なんて、自傷気味に笑った。
そんな事を考えていると、八戒が「部屋取れましたよ。白竜もどうぞ」と号令がかかった。
2人で「はーい」と返事をして八戒の元へと向かう。
さて、今日の部屋割りはどうなるのか…。
嫌いかと悟空に聞かれたそばから悟浄と同室だなんて聞いてない。
呆然としている私の後ろであわあわとしている悟空を感じる…。
大体くじ引きかジャンケンで部屋割りを決めるから仕方がない。
分かってはいるけど、あんな話をしたばかりで多少なりとも気まずさはあるわけで…。
「瑞希、俺と部屋…」
『いや、大丈夫だよ。今までだって同室だったこともあったし…。』
「でも…」と何か言いたげな悟空に力なく笑いかけると、「行くぞー」と悟浄に呼ばれた。
「また後で」と軽く手を振り、先を歩く悟浄について行った。
早々に宿屋を見付け、今は大人組にチェックインを済ませてもらい、ペット可なのか分からなかったので悟空と私は白竜と共に外で待機である。
「瑞希ってさ、悟浄の事嫌い?」
突然そんな事を聞かれて、少し黙ってしまう。
ここに話題の中心が居ない事に安堵するが、流石の悟空でも本人の前でそんなあからさまに聞いたりはしないだろうと思い直して、悟空に目を向けた。
「どうして?」と問えば、
「確かに三蔵とか八戒にも似た感じだけど、悟浄にはもっと…なんて言うか…」
そこまで言って頭を抱えてしまった。
きっと表現しにくいんだろう。
『よそよそしい?』
「そうそう!そんな感じすんだよなぁ」
『嫌い…ではない、かな』
「そっか…それならいいんだけどさ。なんかあったら言えよな?」
『うん、ありがとう、悟空』
そう、嫌いではない。
嫌いではないんだけど、最近よくちょっかいかけられたりして苦手意識みたいなのは芽生え始めていた。
これからも一緒に旅するし、仲間として戦闘ともなれば心強いものの、男性としては少し苦手で距離を置いている。
このままではいけないと思いつつも何も改善出来ずにいた。
悟空が気付いたって事は、他の2人も…なんなら悟浄本人も気付いてるんだろうな…なんて、自傷気味に笑った。
そんな事を考えていると、八戒が「部屋取れましたよ。白竜もどうぞ」と号令がかかった。
2人で「はーい」と返事をして八戒の元へと向かう。
さて、今日の部屋割りはどうなるのか…。
嫌いかと悟空に聞かれたそばから悟浄と同室だなんて聞いてない。
呆然としている私の後ろであわあわとしている悟空を感じる…。
大体くじ引きかジャンケンで部屋割りを決めるから仕方がない。
分かってはいるけど、あんな話をしたばかりで多少なりとも気まずさはあるわけで…。
「瑞希、俺と部屋…」
『いや、大丈夫だよ。今までだって同室だったこともあったし…。』
「でも…」と何か言いたげな悟空に力なく笑いかけると、「行くぞー」と悟浄に呼ばれた。
「また後で」と軽く手を振り、先を歩く悟浄について行った。