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あれから数ヶ月が経った。
あの日々の事を思い出す事もあるけど、なんとか気持ちも持ち直して今は新しい日常を送っている。
そして今日は特別な日。
新しい家族が増える日。
ご近所の猫が子供を産んだらしいく、1匹引き取る事になっている。
目的の家に着いてノックをする。
中から人の良さそうなおば様が迎え入れてくれた。
「さぁ、こっちだよ。きっとアンタも気に入る」
意味あり気な表情のおば様に着いて、まだ弱々しい声のする方へ向かうと仔猫が5匹。
1匹だけ毛色が全く違う子。
チェリーにそっくりなその子。
『チェリー…?』
「にー」
手を伸ばして触れるとスリスリと擦り寄ってくるその子。
『…おば様、私この子にします』
「アンタならそう言うと思ったよ。大事に育ててやっとくれ」
まだ名前のないその子をそっと抱き上げ、涙腺が緩むのを堪えながら。
『よろしくね、おちびちゃん』
と、あの日と同じ様にぎこちなく笑った。
END
あの日々の事を思い出す事もあるけど、なんとか気持ちも持ち直して今は新しい日常を送っている。
そして今日は特別な日。
新しい家族が増える日。
ご近所の猫が子供を産んだらしいく、1匹引き取る事になっている。
目的の家に着いてノックをする。
中から人の良さそうなおば様が迎え入れてくれた。
「さぁ、こっちだよ。きっとアンタも気に入る」
意味あり気な表情のおば様に着いて、まだ弱々しい声のする方へ向かうと仔猫が5匹。
1匹だけ毛色が全く違う子。
チェリーにそっくりなその子。
『チェリー…?』
「にー」
手を伸ばして触れるとスリスリと擦り寄ってくるその子。
『…おば様、私この子にします』
「アンタならそう言うと思ったよ。大事に育ててやっとくれ」
まだ名前のないその子をそっと抱き上げ、涙腺が緩むのを堪えながら。
『よろしくね、おちびちゃん』
と、あの日と同じ様にぎこちなく笑った。
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